現シナリオライターが、物書きに必須な『考える』を掘り下げていきます。

作者 花咲樹木

62

22人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

「どう書けばいいんじゃ!」と思ったらまず一読してから書いてみましょう。
 で、書いたら書いたで「これでいいのかな?」と迷う事もあるでしょう。
 その時また読んでみると、少し安心するかな、と。
 色々書き方はあるでしょうけど、シナリオライターはこうやって書いてるんだよ、と。
 なるほど真似してみるか、とか。
 いいや、オレはもっと別のやり方でやるんだ! とか。
 そういうのを考えるきっかけにはうってつけだと思います。

★★★ Excellent!!!

初級書き手に必要な知識が沢山詰まった、とても参考になる良作。
作者自身はプロの書き手である為、プロとして行っている事や心構えも教えてもらえる。

また、文章を記載する上での基本知識など、初級者向けハウツー本でもある。

プロの方が書いているせいか、読みやすくブレがない。

書き手初心者から初級へのステップアップには最適。
また、書く事に慣れたけど、まだ『人に読んでもらう』事に慣れていない初級から中級に上がりたい人が、自作を読み続けてもらう為に必要な知識も。

プロになりたい書き手であれば、是非一読すべき作品です。

★★★ Excellent!!!

 本エッセイは、プロのシナリオライターが日々、実践している知識と経験の糧を余すことなく伝えようとしている意欲作です。その中で筆者が熱をもって伝えようとしている、『組み上がったプロット通りに書く』ことがプロとして大事な要件である。という指摘は、多くの作家志望者やシナリオライターを目指す人たちへの貴重なアドバイスとなっています。
 それは、行先も途中のルートも初めから決められているトロッコに乗り込んだ状況で、いかに場面を面白く盛り上げて魅せるのか? その手法と手腕を有名な映画のワンシーンをひとコマごと、つぶさに解説して見せるような実に丁寧な内容です。
 昨今のWEB小説がある種、更新ごとに物語の展開が変転する、「ひとつ先が読めない感覚」で読者を惹きつけているのとは反対に、プロとは『練り上げたプロットと演出』によって、読み手を引っ張っていくのだという矜持をうかがえます。
 『物語』で生きている人間が、その人生で磨き上げた『考える』を、ぜひお読みください。