応援コメント

第31話 「一人称」と「三人称」②(文章表現と呼び名)」への応援コメント

  • 「一人称」と「三人称」は「文章表現」に異なる影響を与えます。
    だからこそ、書きたい物語によって人称を決める必要があるのです。

    数ヶ月ぶりに読み返して、より深く感じることができたので、自分が作品を作るときにそこをうまく処理できていたかを考えてみました(笑)。

    それに加えて、前回の「一人称」について、最近思うことがありました。「一人称の物語」では主人公のいない場面を表現できないというのであれば、主人公の思考や想像でカバーできないでしょうか。

    推理小説の主人公の探偵のように、推理によって犯人の情報や行働を得たり(ほとんどの探偵小説では犯人の視点を直接与えることはありません)、自分のいない場面で起こっている物語まで知ることができます。

    でも、これは難しいかもしれませんね(推理小説ってなかなか難しいですよね)


    最後に、残念ながら新しいエッセイを見ることはできませんでしたが、花咲さんの新作と一緒に来ると信じて楽しみにしています(笑)
    いつもお返事ありがとうございます。これから一年間よろしくお願いします。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    一人称視点での物語にて、主人公の居ない場面を思考や想像でカバーする。
    なかなか面白い手法な印象ですね!
    映像作品、アニメや映画などではたまに見られるかも、と思いました
    小説では文字しかないので、読者にその部分を想像なのかどうかの見分けが付けられるならば上手くいきそうですが……
    いや、あえて分からないようにして、その部分は事実描写ではなく空想上の描写だったのか、とトリックにする、というネタも出来そうでしょうか

    推理小説は、いかに読者を上手く騙すか、という勝負のような気もするので、考え抜いて上手に構成できれば成立するかもしれません
    面白い思いつきは形にしてみたくなりますね!


    当エッセイを読んで頂き、誠に有り難うございます!

  • 牧野です。
    いつも参考にさせていただいています。
    分かりやすい文章で細かな所まで書いて下さっている為、今まで漠然と思っていた事が、ちゃんと言葉の形になり、モヤモヤが晴れます。
    ありがとうございます。

    一人称と三人称の話は、とても難しいですね。
    私は基本的に一人称で書いております。
    長編の方は意図的なのですが、短編の方はその方が楽だったからです(笑

    時々、一人称と三人称が混ざってしまっている方がいらっしゃいますよね。
    さっきまで「私は」「俺は」とっていたのに、いきなり自分の名前が出てきたり、他人の心情が描写されてたり、主人公から見えない場所の描写がされたり。

    うーん……この視点の話も奥が深いですね。

    実は、一人称・三人称の話を、もっと掘り下げて欲しいのですが、それは我儘な願いでしょうか(苦笑

    特に、三人称について、単視点と多視点や、第三者視点、神視点など……

    もう少し突っ込んで知りたいところです。

    すみません、我儘で。

    いつも楽しく拝見させていただいております。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そして、この場で告げるのもなんですが、レビューや★も頂けるなんて感無量です。ありがとうございました<(_ _)>

    花咲も一人称視点の物語が多くなってしまいがちです(笑)
    どうも適性というべきか、文章の面白さをセリフ表現で表す事に花咲は向いているのでは……と考えてしまってからは、詩的表現で共感を促すよりも、そちらの方が書いていてスルスル進むようになってしまいました。本当の意味でのプロを目指すなら、どちらも修行しなければいけないのかもしれませんね。

    人称の違いによる文章構成についてですが、花咲が未だ勉強中であり、考えを掘り下げてエッセイに記せる事が、それほど多くなかったりします。
    申し訳ありません。特に三人称視点の文章は得意ではなく……(笑)

    おそらく牧野様の方が、多くの疑問点に気付けているという点で、花咲よりも三人称に向いている(適性がある)と思われます。
    (単視点や多視点という分類もあるのですね……。勉強になりました)

    次の項目を予定している「表現」や「描写」にて、人称の違いによる文章構成についても交えて書き連ねる予定です。
    ご期待に沿えず申し訳ないのですが、ぜひ一緒に勉強していけると嬉しいです<(_ _)>

    感想・★・レビューありがとうございました!