応援コメント

第25話 「ストーリー」について⑥(あらすじ分解)」への応援コメント

  • 確かにあらすじが整えられていると、書くことが楽になりますし、1 章を書き終えるごとにイメージが現実になっていくのを目にする達成感もあります(笑)。

    私も最近、「百千の定にかわたれし剋」をプレイしていると、新しいことを考えるようになりました。小説のあらすじがチャプター形式だと仮定すると、セミフリーシナリオ 構造のゲームのあらすじはどうなるのでしょうか。

    でも考えてみると困難なことですね。自由度が高いと、それぞれの人物と会う順番、それぞれの場所に行く順番など、膨大な可能性が生まれ、ストーリーも影響を受けるでしょう(各種 IF が現れる)。賢いチームメイトの早期参加はより良い戦略を提供し、正義心のあるチームメイトは悪役の誘惑を断ち切ります。可能性の一つ一つに対応していると、作業量が大幅に増えてしまいます。しかし、対応していないと矛盾や違和感が生じます。

    いくつかのゲームで最も多く見られる矛盾は、やはりフリーチームメイトの参加とストーリーでしょう。プレイヤーがフリークエストをクリアしてキャラクターを募集したかどうかは確認できないため、メインストーリーでのキャラクターの出番を減らします。プロデューサーの苦労は理解できますが、プレイしていると寂しくなりますね。一緒に旅をするチームの仲間なのに、最後にしか登場しません……

    私はやっぱり「天結いキャッスルマイスター」や「天結いラビリンスマイスター」のように、家族のように仲良くなって、皆で手を取り合って戦い、助け合って絆を築いていくのが好きです。その価値は自由度以上に重要だと思います。だからこの 2 作品は個人的にとても好きな作品です。「天結」シリーズ 10 周年の際に続編の予告があれば、とても嬉しいです。

    最後の話は最近のちょっとした好奇心です「フィア」を信仰すると、どのような神術が身に付きますか?治療なのか精霊術なのか、必中の攻撃なのか追跡の魔術なのか、召喚魔術なのか転移魔術なのか……と妄想が膨らみます(笑)。もし宜しければ、答えを教えていただけますか。

    こんなにたくさん書かれているとは、読んでくださった方にご迷惑をおかけしました。いつもお返事ありがとうございます。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    複数人との協力で1つの作品を完成させていくゲーム制作において、プロット通りにシナリオを仕上げていくことは必須になりますね
    セミフリー形式でのあらすじに関しても、どの物語でも同じように、あらかじめ書いておく内容と意図、必要な情報を決めておく、というのは変わらないでしょうか
    その上で、どういった順番で物語が進むのか不明な状態でも大丈夫な内容であるよう注意する、という……なんだか考えていくと、そりゃそうだろう的な、当たり前な作り方になってしまうでしょうか(笑)

    ですがゲーム制作において、他の文筆業と少し違ってくるのかなと思う箇所は、全体的な制作進行を管理し調整する役割であるディレクターがいる、ということでしょうか
    チェックと指示の下、問題がある箇所は調整し、そもそもが管理下の状態でプロット内容や、各イベントのあらすじが決まっていくので、それにはみ出さなければ大丈夫です!
    一本道なストーリーと、セミフリー進行なストーリーで、初めから考え方や作り方が変わってくるので、難しいですね!

    天縁神フィアは神様の中でも若く、等級も低い状態なので、信者に対して明確な力を与えるのは難しいかもしれませんね
    現実的な推測をすると、フィアの父にあたる神様の影響が出て、そちらの系統の術を使用できるようになるのかもしれません
    少しロマンチックな推測だと、人と出会うきっかけが運命レベルで発生しやすくなる、というものになるかもですね(笑)
    こちらは正式な設定ではないので、話半分にてご了承ください!

    当エッセイを読んで頂き、誠にありがとうございます!