応援コメント

第21話 「ストーリー」について②(始まりと終わり)」への応援コメント

  • 物語の「始まり」と「終わり」を決めてから、物語の内容やストーリーを考えるというのは、たしかに役に立つ方法ですね。
    「始まり」と「終わり」の間に「問題解決」の道が作られている物語は多いと思います。

    ただ、ゲームの物語と小説の物語には、ひとつの違いがあることにも気づきました。小説の「始まり」と「終わり」の間の道は常に一つだが、ゲームの場合は一つではない。
    たとえば、「天結いラビリンスマイスター」の物語では、第六章の終わりに分岐点があり、主人公たちの選択が、これからの「問題解決」の道筋を決めることになります。

    2つの異なるルートを設計する意図は何なのか、クーナの日記と最后の分岐点はどのような関系にあるのか、これはゲームをクリアしてから何ヶ月考えても正解が出ない疑問です(笑)。残念ながら「天結いラビリンスマイスター パーフェクトガイドブック」のスタッフインタビューでは触れていませんが、できれば当初の意図や考えを教えていただけますか?

    ただのファンの私がこんなお願いをするのは失礼かもしれませんが、困ったら無理をしないでください。私の無礼をお許しください。

    最后に、いつもお返事ありがとうございます。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    なるほど……、確かにゲーム内やガイドブックでは触れられていない部分ですね(笑)
    制作上の内情を話すことは難しいのですが、花咲自身の試行錯誤、企画当初、プロット作成時に花咲が表現したかった内容は「クーナの成長と変化の提示」になります
    その為、進行1週目はルート選択がないようにしたかった、という考えになります。
    ゲームを楽しんでいただいた方に、ルート選択によって誰の心情をピックアップした展開か、どういった関係性の温かさを表現しようとしていたかをお伝えできていれば嬉しいです

    当エッセイを読んで頂き、誠に有り難うございます!