応援コメント

第10話 「キャラ」について①(導線と役割)」への応援コメント


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    確かに、あらかじめキャラクターの特徴や魅力を設定しておいても、それを表現して印象に残すためには、ある程度のストーリーが必要です。登場人物が少なければ少ないほど、出番や時間が多く、キャラクターの魅力が出てくるでしょう。

    でも、どうやら私は、登場人物の数が多い「大きな物語」が好きなようで、ちょっと悩みました。中心人物の数はあまり変わらないが、補助人物が増えることで主人公たちの出番は減るだろう。でも、そこには自分を惹きつける「面白さ」があるような気がします。

    花咲さんの「自己分析の手法」を駆使して、お気に入りの作品を振り返ってみました。

    「天結いキャッスルマイスター」の中で、私が一番好きなのは最終決戦の部分で、すべての勢力、すべての人物が主人公たちと肩を並べて戦っていて、名前のないキャラクターたちもみんな自分のセリフを持っていて、自分の力を出していて、その感働が今でも心に残っています。

    「天結いラビリンスマイスター」では、この展開が物語をかき乱すかもしれないことはわかっていても、もし「大司教クードヴァンス」が最後にメフィ公国に来ていたら(家族でもあるのだから)、クーナとどんなやりとりをしていただろうか、ルーチェが過去に去った時の物語をどう語るか、再会した時にはどんな話をするだろう、と考えずにはいられなかった。あとは前作の魔神「ベリアル」(笑)

    うーん、キャラクターが大勢いる壮大なバトルシーンが好きなのか、フィアのように大勢の仲間が一丸となっている温かさが好きなのか、それとも、たくさんのキャラクターが織りなす物語のほうが面白いのか。
    しかし、多くの役にかけがえのない役割を与える、キャラクターの魅力を出すのは難しくなるかもしれませんが、キャラクターの少ない物語から魅力を出す技術を鍛えれば、最終的にはできるかもしれません(ちょっと自信がありません)。

    ああ、こんなにたくさん書かれているとは、読んでくださった方にご迷惑をおかけしました。とにかく、花咲さんに教えていただいたノウハウや経験に感謝して、引き続き考え、活用していきたいと思います。

    最后に、いつもお返事ありがとうございます。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    登場するキャラクターの人数は、決め方がとても難しいですね
    いきあたりばったりでは、せっかく登場させたのに扱いが望んでいたものとは違ってきたり、思った以上に再登場させるのが難しくなったりもしてきます
    大きな物語であるほど、どのキャラをどう絡ませるかが複雑になるので、最終的に登場したキャラ達がどういう光景を作り出すのかを想定しつつ、それに合うよう配置していけば、きっと登場させたキャラクター達は魅力たっぷりな活躍をしてくれるでしょう

    自分がどういう物語にしたいか、どういう物語を好んでいるのかを意識していれば、後々必ず思った通りに構成できると思われます
    花咲もまだまだ修行中の身なので、一層精進していきます!

    当エッセイを読んで頂き、誠に有り難うございます!

  • 漫画になりますが「魔法先生ネギま!」で、
    主人公であるネギから見た各々の印象が書き込んであるクラス名簿が見開きでドン。赤松先生スゲーと慄いたのを思い出しました。
    しかも、いつのまにかクラスの子を大体覚えている自分に気付いて再びビビる。

    そう考えると、過去に書いた自作の登場人物を覚えてもらえたか。逆に覚えにくいと言われたか、でも自分に合った書き方を測れそうですね。
    また、自分の好きなプロ作品の登場人物数を比較してみてもいいかもしれません。

    とか読んでて思ったんですけど、こんな感じが考えてみるって事ですかね?

    作者からの返信

    「魔法先生ネギま!」懐かしいです。
    花咲も高校生の頃、どハマりした記憶があります。

    比較による参考は面白そうですね。
    物語の登場人物を、どれだけ読者に覚えていてもらえるか……。
    読み手の印象に残るキャラの描写はどんなものがあるのか、プロの作品を読みたくなってきました(笑)

    素晴らしい発想だと思います!
    自分の力量をはかるという意味でも、その考え方は面白いと花咲は感じました。

    当エッセイを読んでくださり、ありがとうございます。

  • 削らなきゃなー、とは思うのですが……以後、気をつけます。

    作者からの返信

    削ってすっきりさせた方が、描写が増えて一人ひとりのキャラの魅力が増していくかも? というだけなので、無理に削らなくても大丈夫ですよ(*^-^*)

    プロの作家さんに、多くの人数を登場させて、それでいて全てに役割を持たせて物語を面白く成立させる方がいます。
    成田良悟という作家先生です。一度作品を読んでみると、たくさんの人数が登場する物語として参考になるかもしれません。