居心地の悪さ

 生まれ育った町、気心の知れた人といたとしても居心地の悪さを感じる事は多々ある。自宅に一人であっても、何か収まりが悪くて、家の中を病人のように彷徨ったりしている。その様な気分の時は外に出て歩けばいいのだが、それすら億劫になってしまう。

 結果、外出は嫌だが、じっとしているのも苛々するという、地獄の様な気分で1日を過ごすこととなる。酒に逃げることもよくある。こんなことを繰り返していたのでは、精神にも肉体にも良い筈がない。恐らく私は人生そのものに居心地の悪さを感じているのであろう。

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