運転

 定期的に自動車事故を起こす夢を見ている。幼少の頃は他人の運転する車に乗り海に突っ込むパターンが殆どであったが、免許を取得してからというもの自分で運転している車のブレーキやハンドルが利かなくなって衝突するという妙にリアリティのある夢となって困っている。

 車の運転自体はさして嫌いでもない。しかし、何かと神経を使うのも事実なので、なるべく人に運転させるように仕向けている。言うまでもないが車は危険である。扱わないに越したことは無い。ただ、車とは不思議なもので、いつも歩いている道であっても車から見るその景色は一味違うものになったりする。また、前に「傘は外に居ながらにして自分だけの空間を生み出せるので好き」というようなことを書いたが、車でもそれは起こる。よって、私にとって車とは好きだが自分では扱いたくないもの、という複雑なものとなっている。一刻も早くレベル五になってほしいものだ。

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