教師という生き物
何か書こうと必死に頭を捻ってみたのだが、「生卵」と「教師」の他には何も出てこなかった。折角なので教師について書くことにする。生卵は今後書くかもしれないし、書かないかもしれない。
周知の通り教師とはろくな生き物ではない。大抵の教師は小中高大と進学し、そのまま教鞭をとる。学校しか知らないのだからその知見は驚くほどに狭い。自分の教えている科目についてもちょっと突っ込んだことを聞いたらまるで分らない、ということもざらである。同級生のM君がよくそのことで教師と口論になっていた。
本職の教育でもそうなのだからそれ以外については察してほしい。他の職業職種、まあ、営業でもプログラマーでも何でもいいのだが、それらは他の職種との繋がりが必要不可欠である。しかし教師は学校の中、せいぜい出入りの業者ぐらいとしか関わらないのだから学校以外の知識を何も得ることは出来ないということになる。その癖、自尊心だけは一人前である。目の前の三十人だか四十人だかの生徒を見下すことに躊躇がない。
ただ年を重ねているというだけで。
思うに学校という組織が特殊すぎるのではないかと思う。特に公立は家が近いだけの環境も能力も違う子供たちを一緒くたに並べて、さらには教師という程度の低い人間が教育を施す。そこに軋轢が生じるわけだ。私の故郷では少しでも学力、或いは金があるものは皆私立に行った。私は公立に通っていたのだが、教育以前の現場だったと言えよう。気に食わないという理由で指を金槌で潰されそうになったこともある。
そういう訳があって教師、その中でも公立の教師は信用できるものではない。中学の自分に逢うことが出来たならば、彼らは悪気があるのではない、物を知らないだけだと伝えたい。
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