第4話
攻撃
健一は薄いマットに寝ていた為、背中が痛くなりトンネルの中なので薄ら寒く体がだるかった。
「風邪を引いたみたいだ、若い時はこんな事何でも無かったのに年は取りたくは無いねー。やる斉藤連合会を叩き潰す。年寄りを怒らしたらどうなるか思い知らせてやる。世のため、人のため俺の為」
丸2日トンネルに居て夜の10時頃トンネルを出てバスの停留所から、闇雲に乗り、乗り換えが有ると、乗り換えた。バスターミナルには防犯カメラが至る所に有るからだ。俺はもう一度、覚醒剤工場を襲う事にした。斉藤連合会、の資金を絶つためだ。新藤正信、から貰った斉藤連合会の資料によると。新潟県の小千谷と言う町の外れの農機具の修理と販売の会社だと言うことだった。警察より敵の情報の詳しさに今更ながら驚いた。最も情報を警察に教えたら、自分達の情報も警察に教えられるのでそれはお互いにないと思って要るのだろう。日本海のどこかの浜か港に着いた覚醒剤を此処で分けて要るのだろう。かなりの量が有ると思った。2日後、新潟県に向かった。小千谷にある農機具工場は直ぐに見つかった。周りには小さな工場が立ち並んでおり長閑な雰囲気が漂っていた。
とうり過ぎながら農機具工場の中おそれとなく見ると工場の規模の割には人数が多い感じがした。
竹の塚の襲撃以来警戒しているのかもしれない。
この場所での、、「ドンパチ」はまずいどうするか、良い考えが浮かばないまま隣り町のホテルに宿を取った。農機具工場の場所がわかったので一度東京に戻る事にした。其の夜ホテルの近くで「ボヤ」騒ぎが有り健一はこれだ、全部燃やすか、運び出した覚醒剤を奪う、どっちにしても敵のダーメージは大きい。
東京に戻ると「スタンガン」を買った。
新藤正信、に若い衆を1人借りることにした。
「若い衆を1人借りたい。車バンタイプの車も頼む、明後日、新潟県の小千谷に夜の11時から4時頃まで待機させてくれ、明日又電話するその時、彼の電話番号を教えてくれ」
次の日又、小千谷に戻り幹線道路や消防署の場所などを確認して過ごした。ガソリンは近くのスタンドで買う訳にわ行かないので、ジュースのペットボトルに詰めて東京から持って来た。
夕方、若い衆と落ち合い、農機具工場から5Kmぼど離れた目立たない所に11時から4時頃まで待機するように頼んだ。俺は前に来たとき目を付けていた、田んぼの中に有る小屋に暗くなつてから入った。仲は藁が山積みになつていた。藁の中に潜り込んで時間をまつた。11時になったので藁小屋から出て農機具工場に向かった。シャッターは降りて居たが中にはかなりの人が居るみたいだった。
工場の左側は隣りの工場と4メートル程しか離れて以内ので右側の駐車場側に火を付ける事にした。延焼は避けなければならない。持って来たペットボトル6本を満遍なく板壁に振り掛けライターで火を付けた。1分程で屋根まで火が上がり、俺は大声で火事だと叫んだ。まわりの家から大勢の人達が出て来て来た消防署に電話しろと言う話しが聞こえた。中の奴らの動きも早く7~8分でシャッターが開き白のライトバンが出て来た。広い道は消防車が来ると思い横道に向かった。俺の居る方に向かって来た。近所の人達がいるので、のろのろ、と動いて居たので俺は飛び出して、いきなり、運転席側のドワを開けスタンガンを40歳ぐらいの男の首に押し付けた。気絶した男の腰に足を掛け助手席に押し込んだ。素早く車に乗り込んで止まっているエンジンを掛け農機具工場を後にした。
携帯で若い衆と連絡を取り落ち有った。
「荷物を積み替える手袋忘れるな」
「先輩寝ている、こいつどうします」
「ほって置け警察が何とかする目が覚めたら警察だ行こう制限速度で行こう、捕まって荷物を見られたら2人とも一緒刑務所暮らしだ」
お昼頃都内に入り若い衆と別れた。その夜、新藤正信に電話した。
「えらい量だあんたに、なんぼ払えば良い140キロはある俺達の組はクスリはやらないだからばれる心配は無い。それと農機具工場の奴らは全員パクられた」
「金は要らない、あんたの出世の肥やしにしてくれ頼みがある、俺の運転免許が欲しい。それと車。車には銃を隠す所をつくつてくれ、2丁入るように頼む。俺の写真はあんたのマンションのレターボックスに入れて置く」
「分かった任せてくれ名前が変わる車の車検証も同じ名前になる、」
4日後に車と免許証を新藤正信自身で持って来た、
「この免許証は実在の人物だアルツハイマーで家族が家から出さない、病気のことは近所の人もしらない内の組で金を貸している、銃の隠すとこは床では無く右側の所にしたこうすれば開く」
翌日ホームセンターに行きこのワゴン車に乗り気ままな旅をしている隠居老人に見せる為、いろんな生活用品を買った。
翌日俺は石川県の金沢市に向かった、斉藤連合会の若頭補佐、巴会会長、をやるためだ。
東海北陸自動車道を通り白川郷などを楽しんで、金沢市の、隣り町の、白山市で北陸自動車を降り。松住海浜公園に向かった。大きな駐車場が有り、釣りを楽しむ人が駐車していると、インターネット、に出ていたからだ。
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