『ノーサプライズ・ノーライフ』読了しました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884671011/episodes/1177354054884814559

著作:小城るか様


 冒頭一文を三度見しました。一回目は意表をつかれて本当に読解できたか疑ったために。二回目はこの物語の行く末を想像しようとしたために(結局はできませんでしたが)。三回目になって、ようやく落ち着いて読み進める事ができました。

 主人公を取り巻く様々な境遇がふんだんに盛り込まれ、物語に厚みがあると思います。よくオロナミンCを買うサラリーマン、それを揶揄する相川というストレス源、前の彼氏との苦い思い出などなど。

 ハトを見ると吐くという体質は、御作をしっかりと盛り上げたと思います。


 ここからは厳しい事を申し上げますが、この文字数に収めるのは難しい情報量だった気はします。

 短編か中編で真価を発揮する作品だったと思いますが、5000字以内でなければ私は読まなかったかもしれないという事が悩ましいです。

 

 的はずれな事も申し上げたかもしれません。参考になる部分があれば幸いです。

 これからも執筆を頑張ってください!

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