『セーヴルの乳房』読了しました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885014198/episodes/1177354054885014207

著作:Etendard6107様


 美術館を回る男性の哀愁ただよう物語でした。将来の先行きが見えず、買いたいものが買えないのは辛いものですね。

 主人公の目線から様々な光景を目にする事になります。美術館内はもちろん、味気ない駅構内の描写も丁寧です。主人公の心理や表情もありありと浮かびます。

 最後の一文も秀逸でした。


 揚げ足を取るようで申し訳ないのですが、マリーアントワネットの肖像画の隣になぜルイ15世の肖像画があるのかなと思いました。ブルボン王朝の最盛期を築いた太陽王はルイ14世ですし、マリーアントワネットの夫はルイ16世です。

 私の知識不足でしたら申し訳ありません。


 的はずれな事も申し上げたかもしれません。参考になる部分があれば幸いです。

 これからも執筆を頑張ってください!

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