手帳の申請

ストレス耐性が低く、社会生活で起こる些細なことを機に抑うつ状態の強まりを認め、希死念慮の強まりから自傷行為、ODに至るなど周囲の見守りが必要な状況である。

憂鬱気分、意欲低下の症状から集中力、思念力も阻害されており、業務も手につかなくなるため、就労の継続は困難である。

自発性も低下しており、自宅にこもった生活を送り対人交流はほとんどない。


これが私の精神障害者保健福祉手帳の診断書に書かれた院長先生の所見でした。

たった2.3回の診察で、今までのカルテを見るだけでここまで把握出来るなんてすごいな、と思いました。


いざ障がい者手帳の申請。

といってもこれは絶対区役所に自分で行かないといけない。

書類は送付してもらえたけど、これは持っていかないといけない。

うーん、もうちょっとどうにかならないのかな?この制度。

と少し思いました。


区役所に出向いて、提出。

本当に提出するだけで何も聞かれないし何か聞かれるものだと構えてた私はちょっとびっくりしました。

そして加えて、自立支援制度の申請も。


実は私は2.3年前に違う仕事で抑うつ神経症だと言われて、そこからずーっとメンタルクリニックに通っていました。

勿論診察料も薬代もかかっていたし、仕事に行きながらの通院は時間がかかるので大変です。


こういったものはなかなか、というよりもほぼ、メンタルクリニックの医師からは勧められることはないんですね。

受付の方から自立支援制度の控えもらってきてくださいね、と言われたものの渡されず、聞いてみたところコピーを貰いました。

私が住んでいる区と病院がある区が違うので、もしかしたら区によって差があるのかなあと同じ市内でも制度の違いがあるのかもしれないと思うと少しもやっとしましたが。


そして難なく、申請処理は終わりました。

手帳ができたらまた必要なもの持ってきてもらうので連絡しますねーと、約5分で終了しました。

マイナンバーカードをもらう方が時間がかかった。

ちょっと拍子抜けした、手帳の申請でした。

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