51-2 妹の座争奪戦(登場人物紹介?)


 準備するもの、コーヒーメーカー、食事(お菓子?)、食器、その他、制服、エプロン等、キャラ設定


「ざっくりしてるな~~て言うかキャラ設定って……」

 臨時書記に任命された美智瑠が会長に言われる通りにざっくりとホワイトボードに書く。

 字が上手いな美智瑠……

 渡ヶ瀬 美智瑠、さすが主席入学と言うべきか、そう考えると美智瑠って本当に高スペックなんだよな~勉強は妹を退け主席入学、中間、期末共に惜しくも妹に及ばないも好成績維持、顔はこの中じゃいや、学校の中でも一番可愛いかも知れない、恐らく妹よりも……、そして小学生で初めて会った時、サッカーがとんでもなく上手かった、男子の中でも遜色ない、多分あのまま続けてたら女子では結構な所まで行けたんじゃないだろうか?

 白い肌、銀色の髪、美しい顔立ち、スレンダーな身体、頭が良く運動神経抜群、着物を着て街中を歩けば皆が振り帰る。

 ただし……そんな高スペックを全部帳消しにしてしまう程に……性格が残念過ぎる……まあそれも可愛らしいって言えばそうなんだけど……


 「なんだ裕? 僕の美しい字にほの字なのかい?」

 ホワイトボードの前で、どや顔でこんな事を言い出す…………はあああああ……やっぱり……残念だ……


 ついでに言うと、現在進行しているのは勿論生徒会長の那珂川 葵 金髪の王女様、本当にロイヤルファミリーの血を引く、その美しい顔立ち、スタイル抜群の身体、ただ初めて会った時はとんでもなく怖い性格、王女様では無く女王様だった……実の兄に裏切られたと言う事を副会長に思い込まされ、その憎しみの為なのかとにかくキツイ、特に俺には何故か物凄くキツイ態度で接してきた。

 

 だけど今はそんな事は無く寧ろ……


 「にいに~~~~」

 またか…………と何故か俺の前と実の兄の前だと突然幼児化すると言う後遺症が残ってしまっているらしい……

 本当に子供なら可愛いんだが、この身体で引っ付かれ、無理やりほっぺにキスされても色っぽくもなんともなく正直大型犬に舐められてるとしか思えない……


 

 「はい、じゃあ会長に変わって、私が進行を変わります」

 そう言うと先生がホワイトボードの前に立つ……って言うか皆慣れすぎじゃね? 会長の幼児化に……


 そしてここまで来たら臨時生徒会メンバーをもう少し詳しく紹介……


 3人目は俺と妹と麻紗美のクラスの担任、生徒会顧問、国語教師の白井里美

 赤っぽい髪にツインテール、顔も体型もどこから見ても中学生以下にしか見えない奇跡の高校ロリ女教師、某アニメでテレポート出来るキャラにそっくりの為、あだ名はジャッ○メント、酔って歩くと100%補導される為最近それを逆手に遊んでいるらしい……


「えっと、照明、机、カーテン、暗幕位は学校で用意出来るけどそれ以外は皆で用意しないといけませんので」


「えっとぉコーヒーメーカーはぁ家に使ってないのがぁありますぅ」

 舌ったらずな喋りは酒々井 麻紗美、おっとりしたその喋りに本人はかなりのトラウマを持っていたようだが最近はすっかり慣れた様でこうして良く喋る、実はお喋りで世話好き、料理も上手く家庭的。

 めんどくさい事が嫌いな為にいつも人の後ろで大人しくしているが、実はいざとなったらリーダーシップも取れるかなりの切れ者、普段は俺の癒しを担当してもらっている。

 まあ俺がそう思っているだけなんだけど……

 たれ目で童顔、若干ぽっちゃりしているようだが、巨乳の為そう見えるだけで 実はかなりスタイルは良い、石垣で見た水着姿は今でも…………いててててててて


「お兄ちゃん……どこ見てるの?」

 俺の腕をつねって来るのは妹の長谷川 栞……痛いって……

 麻紗美とは逆で少しつり目がち童顔で非常に可愛らしい、黒髪ロングでその美しい髪は触ると絹糸の様にサラサラと流れ落ちる。

 ちなみに俺の元彼女? 今も一応付き合っている事になっている微妙な関係……

 俺から見たら超人的なコミュニケーション能力の持ち主、その友達の数たるやマジで国政選挙で勝てるレベル……選挙権無くて良かった、ちなみに勿論立候補も出来ません。

 勉強も凄く学校だけじゃなく恐らく全国でもトップクラス……

 何でもこなす完璧超人なんだが、俺が絡むと途端にポンコツになる、でも可愛い可愛い俺の妹。


「あのあの、私は正式にハーレムの一員になれたんでしょうか?」

 うつ向いて話すのは初瀬川 雫、幼稚園の時からの幼なじみ、と言っても幼稚園以来会ってなく、昨日突然生徒会室に入って来るなり俺のハーレムに入れろと言ってきた、幼稚園の頃は名前も顔も栞に似ている為に俺と合わせて3人兄妹と言われた。

 俺に身内以外でバレンタインをくれた唯一の女の子……、ちなみに麻紗美より巨乳で細い身体に合っていない。

 いつもうつ向いて顔がよく見えない……なんか相変わらず妹に似ているとか?


「そんな組織は存在しません!」

 以上が現臨時生徒会メンバーで俺も入れてこの7人で……


「ちょっとちょっとちょっと、おいいいいい、わたくし、忘れてませんか、わたくしを~~~」 


「ああ、マジで忘れてた……」


 セシリーマクミラン、イギリスのオタク

 以上8人で……


「雑! 雑! もっとあるでしょ! お兄様!」


「いやそんな所でそんな風に言われても……」

 セシリーは現在先生の足元で写真を撮り巻くっている……


「おおお、この角度正に黒○様、おおお、足元に金属の棒がああああ」


「ありません! ちょっとセシリーいい加減にして!」

先生がスカートを抑えながらセシリーから身体を背ける……


「おおおその角度! ジャッ○メントですのの角度!」

 どんな角度だよ……


 えっとじゃあ……セシリーマクミラン、ダークブラウンのセミロング、顔は小さく瞳はブルー、顔は小さいのに目も口も大きめでアニメ顔の様、でも外国人特有のシャープな顔だち、まあ簡単に言うと美人で可愛いって感じ? 

 大使の娘、大使の母親は大の男嫌い、その影響なのか大の女子好きになってしまった様で、この学校に来たのも会長と妹が居るから。

 しかしセシリーの家にて俺が仕方なく……、仕方なく女装をした所、何故か俺にまで迫って来るように……マジでやめてくれ。

 ちなみにこの変なキャラは日本では学生は皆キャラを作っていると言う間違った情報を鵜呑みにしている為で、本当は結構上品なお嬢様、それを知っているのは俺と栞だけ。

 バラすとセシリーの毒牙にかかる女子が出まくる恐れがある為誰にも言わないでおこうと決めた。

 まあどっちにしろ重度のオタクには違いないんだけどね。


 以上が臨時生徒会、このメンバーで来月妹カフェをやる事になった……なってしまった。


 そして何故だか、妹の座争奪戦なるものが開催してしまい、俺がこの中から一番好きな妹を決めると言う事に……実の妹が居るのに……


 必要な物は色々持ち寄って来ると言う事になり、次回は制服及びキャラ設定をするという事にして今日は解散となった。

 

「なんか今回はアニメでたまにある、大人の事情でやるダイジェスト回見たいデスねえ」


「あーーーーーーーーー」

 セシリーの鋭い指摘に全員から微妙な返事が…………





(キャラクター人気投票開催中詳しくは近況ノートにて宜しくお願いします。)

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