5時間目 消しゴムドミノ♪
「あっ、あと少し…あっ!ちょ、ちょまって!」
俺は、1人で小声で授業中に叫んでしまった。
『おい、ミツル! テメェ! うるせいぞ!』
「すっ、すいません!」
美術のマツモト先生に俺は、注意をされてしまった。
「あと、少しだったのに…」
俺は、美術の授業で消しゴムハンコを作っている。
だが、俺が今、やっているのは、ハンコ作りではない。そう、消しゴムを並べて、スリルを楽しみ、出来れば感動の味わえる、その名も、
《 消しゴムドミノ 》
である。
俺は、美術の授業の時間に、どこまで、並べられるのかに、挑戦をしている。
「なに、やってるんだ?」
俺の後ろから、ツトムが、話しかけてきた。
「消しゴムドミノやってるんだ」
その時、まさかの出来事がおきた。
ツトムが後ろの誰かにぶつかり、ツトムが俺に当たってしまった。
「しっ…しまった!!」
俺は、全力で消しゴムドミノに当たらないようにしたが、結局、俺の伝説のアートは、
その場で幕を閉じた。
中学生の日常 きいちご @OTAK
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。中学生の日常の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます