4時間目 期末テスト ②

チクタクチクタク…

時計の針が音をたてていく中、俺は、ある作戦をおこなっていた。


「これなら、いける!」

俺は、思わず笑みをうかべてしまった。


そして、放課後…


「ミツル! いこうぜ!」

ヤツが来た。

「あぁ…でも、俺の家のゲーム機壊れてるんだ。 だから─今日は…ごめん」


よし、これなら普通は、諦めるだろ。


「いや、自分の持ってきたから、大丈夫!」

嬉しそうな顔でこちらを見る。

俺の建てた計画が…まさか、学校にゲーム持ってくるなんて…



そして、俺の定期テストは、ヤツのせいで悲惨なことになりました。



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