第3話:要塞都市と神殿、そして女伯爵


 戻ったボールの下りを書いてしまうと筆が進まなくなった。


 それでも眠気は来ない。私は万年筆を置き、机の隣の鏡に目を運び自分の顔を眺める。やはり若くなっている。大きく禿げていた髪の両脇はもう、20代前半の頃の水準まで回復して来た。30半ばを過ぎて急速に増えた白髪も消えて茶色の髪が再び揃っている。顔の皺に至っては殆ど消えている。保護魔法は成人後最も魔力の循環に適した状態を基準に肉体を若返らせる。後2ヶ月も経てば完全に馴染むのだそうだ。そしてそこ時点から少なくとも二百年近く、場合によっては更にもっと長く生き続ける。名実共にアルカディア星人となるのだ。

 目に見えた老化こそないが寿命は確かに存在する。壁の時計は2時を指している。

 一生ここを出れないとは覚悟しているが、その年月の長さに思いを馳せる。


 机の上の照明を消して窓を開けバルコニーへ出て、外を眺める。夜は夏の海風が吹き込み、潮の香りが強くなる。要塞の城壁の向こう、大体3マイルほど先だろうか。もう一つの城壁に囲われた街と、港に巨大な軍艦が見える。空には何機も、着陸待ちの飛行機の翼端灯が赤く点滅してレシプロエンジン特有の爆音を轟かせている。その下には、数百メートルもある飛行船、いや巨大な巡空艦が繋留されている。城壁の向こうからは様々な色の光が空に向かって放たれ、鮮やかに染め上げられた巨大な神殿群や尖塔が無骨な兵器に負けぬとばかりに存在を主張している。

 城壁まで近づけば様々な詩人達の歌声や官能的な音楽が聞こえてくることだろう。今は暗くて微かな航空標識灯しか見えないが、昼間ならば滑走路や巡空艦の遥か向こうに蜃気楼に揺れる、万里の長城を思わせるような巨大な外周壁がそびえ立つのが見えるだろう。


 夜の闇に目が慣れると色々なものが見えてくる。潮風に強い松が生い茂る防砂林の向こうは長い砂浜。沖合いには一艘の50フィート程もあるヨットが小さな灯りを掲げ停泊している。誰かが夜釣りでも楽しんでいるのだろうか。


「マーティン様」


 後ろを振り向くと一人の青年が立っている。

 濃い褐色の肌に艶のある黒い長髪。耳の真上に二本の、頭に沿って短く湾曲した黒い角が見える。顔は少年の様な、女の様な妖艶さも覗かせドレスでも着ればそのまま美女として通せるほどに中性的で美しい顔立ち。声も外見に似合う、爽やかな若者のそれだ。


「君か、寝てなかったのか?グーリス」


 グーリス・シャルアッド。この家の執事だ。アルカディアでは見た目通りの年齢の者はいない。この人物も同じで、年齢は少なくとも私の3倍以上ある。首都で先代皇帝の親衛隊員兼侍従を長々勤め、この要塞都市でたまのアルバイトをしながら気ままな年金生活を楽しんでいたら、街のお偉方から声がかかり執事を請けることになった。本人もまんざらではないらしく、いつも楽しそうな顔をして仕事に精を出している。 この時間帯なら隣の別館で寝ているはずだが、その姿はいつもどおり完璧な、真っ黒い執事服だ。


「もう少しでお休みさせて頂くつもりでしたが、叩き起こされました」

「誰にだ?」


 意味ありげで、少し残念そうな笑みを浮かべる。彼の微笑みを毎日の様に見れる私は、この街の者に言わせれば相当羨ましいらしい。首都に居た頃から彼はその美貌と武勇故の人気者で、付き従うメイド2人も彼の前では自然と顔が輝いているが使用人達のロマンスは恐らくはないであろう。

 幼少から首都で侍従武官として慣らした彼は仕事とプライベートの使い分けは完璧だ。更に元々彼は男色で、現在この街で生まれ育ったとある有名な詩人と熱愛中だ。


「レイミアス様でございます、先ほど通信が。お目覚め次第折り返して欲しいとの事でした。」

「うわぁ…起きてるからいいがあの女こんな時間に何考えてやがる?」

「何か重大事かもしれません。それとお機嫌が悪そうでしたのでご注意下さい。」

「大丈夫だよ任せろ、総督閣下の前ではしゃんとするさ、通信は客間でしよう、ここは散らかってるからな」

「かしこまりました、お着替えは既にベッドに置いておりますのでお早めに、私は客間で準備をします」


 そう言って彼は寝室を去っていった。

 通信の相手はこの要塞都市の軍のトップだった。私の直属の上司と言うことになる、つまりボスだ。


 名目上とは言え、分析官としての肩書き相応の教養は欲しい。だから今私はこの世界のあらゆる事を学んでいる。そしてその勉強の殆どは、今の所この屋敷から一歩も出ずに出来ている。この星の全ての民が、一部の例外を除いて自らを加護する魔法の「保護魔法」の一機能として、情報管理の為の術式を行使できる。

 魔法のインターネット。仮想現実で作られたパソコンやスマートフォンの様なものだ。いや、保護魔法自体がこの世界のパソコンなのだ。

 先ほどグーリスを叩き起こしたのもその機能の一つだ。地球で言うところのテレビ電話とか、AR(拡張現実)形式のビデオチャットに相当する。だから例え通信でも寝巻きのままで出るのは拙い。

 裁判が終わって程なく、私にもその術は施された。驚いたことに、私の権限は「第一級優先順位」という、この地の正規の情報将校に与えられる、いくつかの国家機密でさえ接触可能なそれと全く同じものであった。

 囚人と呼ぶにはやはり破格過ぎる待遇だ。


 要塞都市イシュタリア。アスタルテ大陸の西端に位置するアルカディア連合帝国で3番目に大きい都市で、最大の巡空艦基地と空軍基地に3番目の規模の陸海軍共用の軍港を擁し、ビスト海峡の南の玄関であり帝国の宿敵、オフィル共和国との停戦ラインから1000キロ離れ、緩衝地帯に睨みを利かす重要拠点だ。

 そして、人々の愛を司る神々を祭るこの街はこの星の文明が生まれて以来、神官たる聖娼が、男女数千名ずつおり、参拝者達の相手の傍らで神殿のみならず街の全てを取り仕切る事でも有名である。

 他の神殿都市同様に独立自治区、つまり国に準じた扱いを受けており帝国はその保護国という位置付けで総督府を置き、この都市の軍事機能を委託されている。だがアルカディアの軍法では、戦時下でのみ独裁権を持つ皇帝の勅令か自治区の要請がない限り、現地の法が軍法に優先すると定めている。

 つまりこの巨大なイシュタリアも普段は軍が自治区の法に従属しているのだ。


 地球の者にはいかがわしく見えるだろうがこの街の聖娼は、なろうと思って誰もがなれるものではない。アイドルという言葉は本来、偶像を意味するがこの者達こそ、生きた神像そのものなのだ。神殿を通じて湧出する「神の息吹」と呼ばれる星とは独立した魔力には邪気を払う作用があり、身分を越えその力に選ばれ、神官として肉体を介してその恩寵を与える彼らは立派な治癒術師であり、その治癒魔術の基礎技術も帝国各地の本職の術師と同等以上の力を誇り、有事にあっては戦士たちの守護者、つまり戦士にもなる。 

 そのため出自も性別も地位も全て飛び越えて神官達は帝国中の人々の羨望の的であり、皆加護を求め参拝する。至高の快楽と共に心の安寧を得た参拝者は皆、感謝の言葉と共に神殿を後にする。そして街で遊び名残惜しさの残り香を落としたら、故郷へ帰り普段の生活に戻るという寸法だ。逆にここで博打や詩吟や酒に耽り、旅の最後に神官にに何もかも「清めて」もらうパターンもある。

 ここでは独身も既婚も関係ない。誘惑に乗らぬ男の扱いに悩む女、私のように女一人まともに口説けぬ男、男も女も手玉に取って欲を貪る遊び人、相方との相性に不安を抱く者、全てに満たされ信仰心のみで参拝する者、皆平等だ。


 心も身体も裸にしてただ神と星の恩寵に歓喜し、全てを癒すのだ。


 虜囚の身である私にすらその恩恵を受ける権利は保障されており、私も一度、強い勧めで面倒な外出許可を取り、使用人達を連れて神殿区域で2日ほど過ごした。先にも述べたように神官達との一時は本当に素敵な体験だった、だが好き好んで再訪しようとは思わない。

 何故か、想像して欲しい。


 面倒な外出許可の手続きを経て、複数の許可証を携帯しながら可愛らしい執事とメイドにニヤニヤされながら護衛され、顔真っ赤で鼻の下を伸ばして花街に繰り出す男の姿を。


 ここへ来る経緯が経緯だっただけに私の顔を知らぬ者はこの街にはいない。街の者からは愛すべき馬鹿、愚かな勇者として盛大な歓迎を受けた。悪気など全く無いのだが私の名を大声で呼び騒ぎ、流しの詩人は即興で私を歌にして高らかに歌う。旅の者が私に飲み比べを挑んでくる。欲を持て余した男や女が私を口説く。挙句の果てには新聞が私と相手の神官の記事まで書いているのだ、彼等に言わせれば神殿ではプライバシーなどない。

 そもそも神殿への出入りは神聖な名誉だということなのだ。記事では神官たる彼女も誇らしげに私の事を褒め、また会いたいと感涙していたと書いていた。帝国で暮らすなら一つの嗜みだとは言われたが、この習慣に慣れる日が来るとはどうしても思えない。

 ここの総督も地球の出身らしいが、この神殿の話を聞いたときは当惑を隠せなかったらしい。今ではその下りすら笑い話として盛り場で歌われている。


 そんな神殿地区には、参拝客のためにホテルやカジノや闘技場、劇場、飲み屋等が軒を連ねている。毎日が新たなるお祭りだ。街の内外、あちこちの路地で詩人達が詩を吟じ旅の楽士が音楽を奏でる。精神修養の為の寺院もあり、そこで公開される奇妙な修行の数々はイシュタリアの名物でもある。

 これらの娯楽は国家の支援も受けており、帝国民である限り極めて格安で享受される。無尽蔵の星と神殿の魔力をリソースとして決して眠ることのないこの街は、帝国民の心に無休で癒しを届け続ける。


 かのオフィルから「悪徳の都」「アルカディアのソドム」と非難され100年前から続く戦争で、帝都ウル・アスタルテと並び一貫して敵方の最重要破壊目標とされてきた。しかしこの街の住人は、聖娼や駐留する帝国軍人達はもとより、配管工からホテルのボーイに至るまで全員がプロの戦士達でもあるという。

 ゲリラ的な破壊工作は何度も受けたがその悉くを未然に阻み多くの砲艦を擁するオフィル海軍や、神器保有者や竜騎士達の襲撃すら全て退け現在に至るまで一度も陥落しなかった正真正銘、不落の城でもある。

 ここはそんなとんでもない街なのだ。


イシュタリア要塞西部住宅地区、午前1時、2015年7月6日


 遠くで車の音が聞こえる。

 毎日綺麗に掃除された客間の準備はソファやテーブルにかけられたクロスをどけるだけで済んだ。グーリスは回線の再開をしている、テーブルの上の空間に高さ5フィート程の魔法のスクリーンを展開し、連絡先リストから相手の名前を指定し、回線を接続する。あれから30分ほど経過したが肝心の相手方の反応が無い。


「…応答が無いな」

「ええ、そうですね。」


 使い勝手は殆ど電話と一緒だ、当然相手が出れないタイミングなら出てこない。呼び出しておいて居ないというのもよくある話だ、だがグーリスの言うとおり夜中に叩き起こすからには重大な用件に違いない。さぁ、かけなおすか。部屋の向こうで足音が幾つも聞こえてきた。メイドたちまで起こしてしまったかなと思ったその時、


 がちゃり。


「レイミアス様…?」

 突然客間の扉が開き、黒服の長身の女が一人、優雅な歩調で部屋に入ってきた。その女こそ、いわゆる我々のボスだった。

「え、総督閣下…!?」

 私もグーリスも立ち上がる。


「ああ、挨拶は構わないよ、座ったままで。申し訳ないなマーティン、グーリス、急ぎの話だ」

「総督閣下、通信、ではなかったのですか?」

「ああ、色々あって予定変更だ。直に会ったほうがいいと思って車飛ばしてきた。ほら、地下通路なら10分かからんし」

「私とあろうものが油断しました、申し訳ございませんレイミアス様、今からお茶をご用意します」

「ああ、すまないね、それとマーティン、前に言っておくべきだったが私は名前で呼ばれるほうが好きだ、肩書きじゃくてね」

「分かりました、レイミアス…、さま」

「出来ればマリアと呼んでほしい、グーリスとか昔からの奴は直してくれないが…君は違うだろう?」

 ギリシャ彫刻の様な美しい顔、口元が緩む。


 マリア・レイミアス伯爵。


 アルカディア帝国イシュタリア総督にして第二次オフィル戦争の英雄、敵からはサタンの化身と恐れられ味方からは「イシュタリアの女王」「不死のマリア」「闇夜の聖女」「黒の戦女神」等々と慕われる帝国はおろか田舎の山賊にもその名を知られる、地球出身のヴァンパイアの真祖にして70年近くこの要塞都市を守護してきた最強の戦士でもある。そして私をこの館に押し込んだ張本人でもある。

 彼女に最初に出会ったのは帝都ウル・アスタルテに連行されて裁判を受けていた時だ。出会ったと言っても憲兵の立会いの下通信魔法の立体映像越しに自分の事を話し、彼女は黙って聞いていただけだった。

 次に会ったのは輸送機に乗せられこのイシュタリア空軍基地に着いた時で、まともな会話になったのはかつて彼女の屋敷だったこの邸宅に連れてこられ今後の処置を説明された時だ。

 自分の立身出世のために戦争を願うなんて馬鹿な事だと言った女だ。


「元気か?」

「ええ、おかげさまで、彼等あってのものですが」

 ソファに座り身を乗り出して囁くように声を小さくする。

「そうか、グーリスも鼻が高いだろう。時に余り家から出ていないらしいが、神殿区域はどうだった?」

「え……」


 彼女は意地悪そうな表情を浮かべ、私の顔を覗き込む、防護魔法の順応具合でも確認しているのだろうか。 誰に聞いても美女と呼ぶであろう顔もそうだし、ただ歩いて座るだけでも感じる、余人にはない気品。

 金髪のようにも銀髪のようにも見える髪はざっくりとしたボーイッシュショートが良く似合う。ルビーの様な赤い瞳は夜だけのもので、昼間には金色に変わる。優に6フィート以上ある背丈は私とほぼ同じくらいだが、私を半分に押し潰した位に細い。

 その五体は鍛え込まれ贅肉という贅肉が全て削り込まれ、この街の多くの女神官のような、グラマラスな胸や腰周りはない。だからと言って貧相さとは無縁だ。ファッションモデルの様な、バレエダンサーの様な、力強く洗練された所作には隅々に色気が宿っている。

 お世辞ではなく、人間離れして綺麗だ。


 …まぁ実際にこの女は人間ではないのだが。


 マントの様に肩から羽織る黒いローブは、夜間は中が透けて見える変わった素材で出来ている。その下の全身タイツと言うかツナギのライダースーツの様な、身体に密着した黒い服も同一の中が透ける素材で出来ており、表面は色を通さぬ何かの紋章の様な幾つもの模様が全身に走って乳首や陰部を隠し、筋肉の線を巧妙に見え難くしており、全身の肌を覗かせながらもあくまで上品に彼女の官能美を誇示している。透き通る様な白い肌は、映画で見る吸血鬼の様な不健康な色ではない。まるで磁器の様な、柔らかく優しい白だ。

 そんな美しい女ではあるが言葉遣いは男の様だ、まぁそれでもあまり荒っぽい言葉などは使わないし逆に時折見せる微笑みが、更に彼女を魅力的にも見せるのだろう。


 こう言っては何だが私はどうも彼女の事は苦手だ。やはり怖いと思ってしまう。もう地球人と違う見てくれの人間達は見慣れている。だが彼女はヴァンパイアだ。ボランティアから提供され調整された生命維持の為の最低限度の量以外血を摂取することを好まず、他の人間達と同じ食事を摂り、同じ生活をしている事も知っている。だが怖いものは怖い。本能的な畏怖とでも言うのだろうか。

 私の運命を握っている一角の権力者だという事実もある。迂闊には近付けない、そういう雰囲気を感じてしまう。


「そんな顔するな…私もそうだったが地球から来た者の宿命だ。引きこもってないで遊んだほうがいいぞ、書類持って来てくれれば許可は出す。あの程度で面倒などと思うな。馴染みの顔を街に作れ。この星と街の流儀に慣れるのも私の手伝いをする君の立派な仕事だ。」


 グーリスが奥の台所からお茶を持ってくる。香りに導かれカップに口をつける。紅茶だ、懐かしいダージリン、確かに地球の味だが、そんなはずはない。地球産の食料は術師本人達が即消費してしまう。大気中の魔力の浸透で味がすぐに、微妙に変質してしまうからだ。この星の茶葉は皆香りが出難く、長期に渡って地下の蔵で微生物の力を借り発酵させねばならない。出来上がったものは烏龍茶のような味になり、相応に美味ではあるがそれでも地球の味には遠く及ばない。新種の微生物のテストや魔術での品種改良は上手くいっていないと聞いていたが成功したのだろうか。


「今年帝都で初めて取れました、魔力に強い品種を地球からそのまま取り寄せたとか。お二人もご満足でしょう?」

「ああ、凄えな。こんなもの売りに出されたらバザーが大変な事になりそうだな、こいつは最高だ、でも試作品ってことは?」

「はい、馴染みの神官が回してくれました、実は今回の分で全部です、しかも非売品です。元々は彼への奉納品だそうで。市場に出るのはまだまだ先かと存じます」

「ありがとう、本当に美味しいよ。仕事のついでに押しかけたのは失敗だったな…こんな茶を持ってるなら日を改めて休日に来たかったな、そういうわけにもいかなかったが。」

 マリアはカップをソーサーの上に戻すと、私の顔を覗く。

「さてと、ここに来たのはさっきも言ったように色々あるんだ、まずこの家のメイドを交代する、あの子達は元通り総督府に戻して代わりに一人送り込む」


私は思わずグーリスと顔を見合わせた。

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