はじめまして。
読んでよかった、そして、こんな短編が書きたいと思わされる名作でした。
恋が少年と少女を大人にする。
早く大人になろうとして傷ついていく舜介をはじめ、悪女なところがある美緒ちゃんも含め、登場人物全員の気持ちが痛いほど分かります。
序盤のいじめのシーン、リアルですね。バカゴリラも根っから悪いやつじゃないんだろうな、と思えるところがまたリアルでした。
大人になると忘れがちな、子供がちょっとしたきっかけで、ずるくも残酷にもなることを思い出しました。
そして、切ないハッピーエンド。
これで良かったんだ、と思う反面、舜介はずっと、五十鈴のことを少年時代の憧れとして胸に抱き続けるだろうな、とも思いました。
作者からの返信
はじめまして(^^)
お褒めの言葉が光栄すぎて、舞い上がってしまいます。
恋と思春期って、大人になりたくなる二大要素なんじゃないだろうかとか、思ってしまいました。
彼らの気持ちを痛いほどわかると言っていただけて、本当にうれしいです。
いじめのシーン、リアルでしたか?!
実は、ちょっと苦手だなぁと思っていたので、このお言葉は意外でした。
そうですね。ミノワはバカで素直なだけなんですよね。
番外編は、美緒と宮原が主人公ですが、ミノワのことも少し書いています。もしご興味があればどうぞ。……という宣伝。
おっしゃる通り、篠原はやっぱり心のどこか片隅には、ずっと五十鈴がいそうですね。
初恋ってそういうモノかも知れないなぁ、と思いつつ、それに気づいた保美との修羅場を想像してしまいました。
もしもアイディアが固まったら、続編もちょっと書いてみたいかもと思ったり。想像だけで終わるかもしれませんが。
それでは、コメントと★、うれしかったです。ありがとうございました。
読み終わりました……
終わって始まる。終わらないと始められない。そういうことですよね
結局は完全に壊さないと新しい建物を建てられないのと一緒なのかなと思います。
しかし可哀想なのは宮原さん、でも彼女にしたって本当に好きでもないと思われたまま、ダラダラ続けられるよりは良かったのかなと……。
そのあたりがアッチの話でどうなっているか、また読ませて頂きます。
今回は有難うございました。
作者からの返信
読了、レビュー、コメント、ありがとうございます(^^)
まぁ、終わらせないで次の恋に行く人もいますけども(浮気、二股ともいう)、気持ちの整理や、区切りがあった方が、前向きになれると思います。
おっしゃるとおり、区切りをつけるのがうまい人もいるのでしょうけどね。色々な意味でなかなかに不器用な恋をしました。
宮原の別れの言葉、篠原は『フッてくれているのだろうか』と受け取りましたが、彼女がどんな気持ちであの言葉を言ったのか。番外編にはそれを書いていますので、お時間ある時にごゆっくりと見届けてくだされば幸いです。
ではでは、最後までお付き合いいただけて、感謝感謝です(#^^#)
ありがとうございました。
あおいしょうさま、こんばんは。
感想は改めてレビューで書きます。
ここでは一言だけ。最高でした。
作者からの返信
こんばんは。読了、レビュー、コメント、ありがとうございます。
『最高』とのお言葉、心の底からうれしいです。ありがとうございます。
脇役にも注目していただけて、嬉しいです。
ちょっとご都合主義なのでは? とか、年齢の割には恋に積極的すぎるのでは? と心配どころがありましたが、好印象なようでホッとします。
宮原のことを気に入っていただけたのですね。
中学生のくせに体の関係を持とうとした彼女。そしてうまい具合に、篠原には好きな人がいると気づいているところ。この辺、ご都合主義なのでは、と心配していたところであります。
なので、その辺を補足するため、番外編で彼女のことを書いております。
お時間がある時に、もしよろしければそちらも覗いてくだされば幸いです。
彼女はなかなかに、自分でも気に入っているので、気に入ってくださったことが本当に嬉しいです。
本当に嬉しいレビュー、ありがとうございました。
懐かしくも、切ない話でした。その分、最後はよかったと素直に思うことができました(^-^)
人は、他人からの影響で変わることができるといいますが、そんな流れを見事に描いた作品ではないでしょうか。
不恰好でもきちんと終わらせたシュンくんに、ただただ涙でした!
素敵な作品と読書時間をありがとうございましたm(__)m
ちょっと余韻に浸りながら、レビューを考えますね(^-^)
作者からの返信
読了、コメント、レビュー、ありがとうございます。
懐かしかったですか?! 自分ではうまく描けている自覚がなかったので嬉しいです。最後、よかったと感じていただけたことも、よかったです。
どんな出会い方でも、大事に思える存在ができる、いい影響を与えてくれる存在に出会えるって、幸福なことですね。
自分の気持ちに決着をつけたシーンを、見どころと言っていただけて嬉しいです。
初校では、少しあっさりしてる感じがして違和感があって、某所でいただいた意見もあって、五十鈴の答え方や、悟さんへの気持ちを少し付け足したのです。
そうしたら自分でも感慨深さが少し上がりまして(笑)、そうしてこのように感じていただけて、本当に良かったです。
今回、小学生の一人称の文体や、小学生が積極的に恋すること、中学生が性的な関係を結びかけること……などなど、たくさん読者さんにどう捉えられるのだろうと心配していた箇所がありました。
しかし今回、小森さんには、色々な心配していた個所を好意的にたくさん受け止めていただいて、嬉しいとともに、自分の感覚を信じて書いていって本当によかった、と思いました。
そして、いつもどおりの主人公を追い詰めるような心理描写。
この辺、小森さんは本当に嬉しい反応をしてくれるので、コメントを読んでいていつも、(´∀`*)ウフフって顔が止まりませんでした(笑)
この度は拙作にお付き合いいただいて、こちらこそ、本当にありがとうございました。
遅くなりまして申し訳ありません。自主企画にご参加頂きありがとうございました。拝読しました。
恋というものの美しさとすべてを破壊してしまう恐ろしさと。そういった二面性を見つつも、恋に翻弄され悩む少年の成長に胸を打たれました。思いが報われないとわかりつつあっても、簡単に諦めきれなかったり。若さゆえに八つ当たりをしてしまったり。そういった感情、機微が痛いほど伝わるというか。読んでいるうちは胸が痛かったし、中学生になってひとつの答えを見つけようとしている姿に少し安堵したり。まさに終わりと始まりが同居していて、少しの切なさと晴れやかさがあってと、それでも恋をして素敵な出会いがあったなと、信じたくなるお話でした。
素敵なお話をありがとうございました。もし宜しければ、オススメ小説としてご紹介したいのですが、よろしいでしょうか。
作者からの返信
企画を立てていただき、読了していただき、ありがとうございます。
なんだか私がこのお話で表現したかった、恋のイメージがすべて伝わっているようなお言葉ばかりです。ありがとうございます。
ホント、なんで恋って辛いし報われなくても諦められないんでしょうね。
そして、胸を痛めてくださったり、安堵してくださったり、そんな風に感じていただけて、本当に嬉しいです。
恋は辛くて綺麗なことばかりじゃないけど、素敵でもあるというところは信じたいですね。
拙作を紹介していただけるのですか!ありがとうございます。
もちろんしていただいて構いません。拙作が刺さっていただけたということで、とても光栄です。よろしくお願いします。
ではでは、ありがとうございました。