鬼気迫るリアリティと説得力

※ややネタバレあり
素晴らしいお話でした!
文の量も非常に読みやすく、テンポよく楽しめました。

私も軽度のADHDなので、共感できることは多々ありましたね。
それからMP社や偽神戦争マキナのあたりの作りこみが特に凄いと思いました。
架空の会社とゲームかと思われますが、本当に存在するのかな?と思うぐらい周りの作りこみがリアルで本当にこうしたゲームの酸いも甘いも噛み分けておられるのだな、と作者さんの造詣の深さに戦慄いたしました。
もしモデルなどがあれば、きっととんでもなく酷いゲーム会社なのでしょうね。
それぐらい魅力もあるけど、それ以上に欠点が多くてダメなゲームと会社だ!!って伝わってきました。
だからこそ、いのうさんの作るSNSが本当に楽しみで仕方ありません。
きっと公開されたら、まさに日本中、いや世界中を元気にしてくれるでしょう。
いのうさんは言葉だけの人じゃないと信じるだけの魅力が、あなたの文からひしひしと伝わってきたのです!

それと少し引っ掛かったところがあるのですが、その宿敵システム?のことです。
登場人物のある人は垢バンを喰らったらしいですが、そのある人は元のイラストを発注した人に許可を貰ったのでしょうか?
もし勝手に無許可でやったり、だめだと言われてもやったのであれば、BANはやり過ぎでも何かしらの注意や警告は致し方ないんじゃないか…と思いました。
その宿敵イラストがどういったものなのかは知りませんが、偶然似てしまったのではなく、故意的に、悪く言えばパクったのは問題なんじゃないかなあ、と。
それが少々引っ掛かったので、批判というより疑問を呈させていただきました。