比べる。






好きな物を、否定された事はありますか?


少し悲しくなるかもしれませんが、大丈夫です。


それは当然なのです。

生きて来た道。積み重ねた経験。そこで感じ取ったものも違うからです。


生き方が、それぞれなら、見え方も、捉え方にも同じ事が言えます。


ない袖は振れぬ。

分相応を知っているのなら、楽です。


隣の芝は青く見える。

庭の分だけ幸せがあり、

庭を眺める人の分だけ、都合良く映る幸せがあります。


その数だけ理想があり、同じ数だけ食い違いがあります。


脳の欲望は、加速すると現状では満足出来なくなります。

要するに、端から見れば羨ましく、全部を持っているはずなのに、当の本人は満足していないばかりか、不満さえ感じている場合があります。


かえって、


「羨ましい」


と、言われた相手の立場や環境を、逆に羨ましいと思う方がいらっしゃるのです。


比べてしまうと、台無しになる場合もあります。


置かれた立場や、今ある現状は、その方が選択した結果であり、意味がある事なのだと、気付く事が大切です。

見方を変え、思いを変え、感謝に変えると、自ずと答が分かります。


一刻も早く、退散する場所なのか。


一刻でも長く、維持するべき大切な場所なのか。


切り拓くために、腰を据えるべきなのか。


何を積み重ね、努力を重ねて来たのか。

そこで、問われる事になります。

誰のせいにも出来ない、選択かもしれません。


大切な夢を捨てなければ、先へ進めないかもしれません。


大丈夫です。


生きてさえいれば、縁があれば、

何度でも叶えるチャンスや、支える機会は訪れます。


そのためにも、

感謝や努力を忘れないで下さい。

たまに休憩を入れながら、

笑って、泣いた分だけ、それ以上に笑うために、楽しくて素敵で美しい物に触れて下さい。





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