運とは何かを問い掛けられる。
以前。
携帯端末を使いながら日本語を話して下さる、ニュージーランドの方との会話の中で、ふと、説明できない事が起きました。
〝運〟や〝ついている〟を、英語で表すと、何というのですか?
日本では、何と言う意味なのですか?
そう、質問されました。
知り合いも、その場にいたので巻き込み話し合ったのですが、答えられなかったのです。
今思えば、相手が持っていらっしゃる携帯端末の人工知能や検索に、尋ねる選択をしなかったのか。
平常心や冷静沈着は、重要だと感じる次第です。
もちろん、Google検索辞書にも載っています。
調べると次の通りです。
一、巡り合わせ。さだめ。
二、はこぶ。移す。
当時、思い付くまま言っていたのが、
Good luck(幸運)
Lucky(幸運)
Destiny(運命)
言葉としては、シンプルに出て来ます。
ただ我々は、それらにある違和感によって、答えだと言えませんでした。
ニュージーランドの方も、その違和感にある意味や言葉を知りたかったのだと考える所です。
アジア圏と欧米圏の、運と言う考え方、定義も多少違います。
運が良い。
運が悪い。
ツイている。
ツイていない。
普段、何気なく口にする〝運〟や〝ツキ〟ですが、
実は〝運〟や〝ツキ〟について、考えさせられた事は、これだけではないのです。
ゲーム・流行り神(※2)で、言及している部分があるのです。
「諸説あります」の域ではありますが、着眼点に目から鱗が落ちる思いでした。
科学文明が主流の中で、〝運〟や〝ツキ〟と言う不確かで科学では説明できない。
だが、超常現象やオカルト論者ではなくても、日常的に使う。
世の中には、こうした矛盾が指摘もされず共有される事態は、気付かないだけで、溢れているのでしょうね。
だからこそ、世界は面白く、楽しいのしいのだと思います。
(※2)二〇〇四年、日本一ソフトウェアから発売された、ホラーアドベンチャーゲーム。
ユーザーの分身である主人公は、キャリアでありながら、ある事件をきっかけに、突然、捜査一課から窓際部署・警視庁歴史編纂室に飛ばされた新任警部補。
ゲーム内で発生する怪異事件を、科学捜査・オカルト捜査を選択し、解決を目指す。
最新作は、二〇一六年『真・流行り神2』
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