第204話 『花のまわりで』 大津三郎
1955年度のNHK全国学校音楽コンクールの小学校の課題曲だった作品。
これも、まあ、うがったいい方すれば、やましんを育ててくださった音楽のひとつ。
いつ、初めて聞いたのかは分かりません。
『みんなのうた』で取り上げられたのは、1964年だったそうですが、これは確実に聞いておりました。
また、同じNHKの『歌のメリーゴーラウンド』も1964年から放送されていて、これも毎週しっかり見ておりました。
この番組の主題歌は、山本直純さまの作品です。
ここでも、きっと放送されたに違いないとは思いますが、そのデータは持っておりません。
大津三郎さん(1892~1960)という方は、おそらくは、どうやら、かつての新交響楽団(NHK交響楽団の前身)の団員だったかたで、あの宮澤賢治さまにチェロを教授した方のようです。(三日で弾けるようになりたいと、むちゃくちゃ言われたらしい・・・)
ただ、手もちの『みんなのうた』のLPでは、旋律『大津三郎』となっていて、ネット上のデータでも、同様で、作曲としては岡本敏明さまとのお名前があります。
岡本さまは、『どじょっこふなっこ』の作曲者さんです。
さらに、その後、山本直純さまも、編曲しているとのこと。
もしかしたら、やましんの誤解があるかもしれませんけれど。
いずれにせよ、やましんの音楽好きを決定的にしたおうたのひとつ。(ほかに、『ぼくらの町は川っぷち』があります。これも、1964年に『みんなのうた』に登場した作品で、作曲は林光さま。やましんの場合は、目の前は、川じゃなくて、『湾』でしたが、まあ、川みたいなものですよね。あと、『牧場の朝』『さあ太陽を呼んでこい』・・これは既出と・・・、それから、『風のうた』・・・これは1969年のNHKコンクールの課題曲で、作曲は三木稔さま。これまた、素晴らしい傑作なのですが、『病気で寝ている子供』のことを慮るという、イケイケ時代にしては、弱い立場の子供にも配慮した、素晴らしい思いやりが感じられるおうた。)
これは、新しい時代に、新しい子供たちの未来に、明るい期待を抱いた、たいへんすばらしい傑作です。
やましん、あこがれの、おうた。
ほんとうは、合唱団で歌いたかったなあ。
まあ、20歳超えてから、合唱団デビューはしましたが・・・
いやあ、ほんとおに、昔のことになったなあ。
どうしましょう・・・・・
あ、作詞は、江間章子さま。
『夏の思い出』や、『花の街』の作詞でも、名高い方です。
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