第198話 『交響曲第2番』 ブラームス
『第1番』書くのに、20年に渡る歳月をかけたブラムス先生ですが、呪いが溶けたかのように(なんとなく、この字がいい!)あっというまに書いてしまった作品。
初演は、1877年12月30日。
1877年と言えば、西南の役が起こった年。
まだ、日本の庶民がブラームス先生を聴く時代ではなかった。
100年後の1977年は、ロッキード事件の公判が始まった年。
その前後、ハイ・ジャックがあったり、『超法規的措置』という言葉が世間にショックを与えたり、世相はなかなか荒れていた気がします。
やましんは、おんぼろ自動車で、就職準備にかかっていたころ。(当時は、車の運転ができるということは、就職にちょっとだけ、メリットだった。)
100年なんて、アッと言う間のような感じもします。
え、で、この曲は、ブラムス先生の『田園交響曲』なんて言われることもある、そうした荒れた世相とは異次元のような、わりと、穏やかで、ちょとだけ、さみし気で、ロマンティックで、いい音楽なのです。
あ、稲光したぞ。
こりゃあ、また荒れるかな。
でも、最終楽章の終結部は、すべて、うっとおしいものは、吹っ飛ばしてしまうような、爽快な音楽。
ここを聞きたいがため、聞いてる感じも、少しあります。
『第1番』さんに比べ、ちょっと不利な立場にある『第2番』さんですが、なかなかどうして、傑作。
ぜひ、お聞きでない方は、どうぞ!
やましん、かみなり様が苦手。
以前、パソコンを破壊されたこともあり!
今回、これで、おしまいです!
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