第179話 『花咲く時を生きる限り』 セルミジ
ジャヌカンさまが出たので、同じCDの続きに入っていたこともあり、このセルミジ先生もぜひどうぞ。(今、ここで聞いてるのは『ルネサンスへの旅』 新星堂 所収のもの。)
クローダン・ド・セルミジさま(1490年頃~1562年 フランス)は、宗教音楽も手掛けていますが、ジャヌカンさま同様、シャンソンの分野でも活躍なさったのだそうです。
この曲は、その中でも、昔から、だんとつ有名な曲で、器楽曲にも編曲され、親しまれてきたとのこと。
お歌としては、あまりややこしい事はやらない、旋律線がくっきりと浮かび上がるような作風で、それは一般的に言って、聞き易いよ、ということになります。
例えば、CDかけながら、ご本を眺めていたりしているとき、この曲が流れだすと、自然に注意がお歌の方に行って、じっと聞いてしまう・・・そんな感じです。
内容的には、成功した恋の物語で、だいたい恋のお歌には、失恋の方が多いんじゃないかなあ、と勝手には思うものの、こうした『末永く愛し合おうね!』 というお歌は、なんだか安心して、心休まるものがあるのでありまして(フランス語、さぱりわからな~い。)、そうしたお歌もまた良いものです。
短いお歌だけれど、一回聞いたら忘れられない、独特のしみじみとした情感をいまに伝える傑作!
今日もまだ生きてて、よかったかな。
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