第102話 『交響曲第2番』 アーノルド

 マルコム・アーノルドさま(1921~2006)は、映画『戦場にかける橋』の音楽を担当したことで有名。


 でも、映画音楽の作曲家さん、という訳ではなく、現代イギリスのクラシック部門の大作曲家さん。


 交響曲が9曲ありますが、今夜はたまたま1番と2番を聞いたので、代表で2番さん。


 1953年の作品。


 冒頭から、大変なつかしや~~~♪という感じで始まるこの曲ですが、そもそもこの方の音楽は、モダンな無調音楽というのではなく、しろとにも分かりやすいのが信条のようでありますが、ただ単に分かりやすい、と言うだけでもなく、なかなか凝ったところを見せてもくれます。


 じゅわっとしたところと、なかなか聞き手を楽しませる派手なところもあって、そう難しすぎる理屈をこねるわけでも無く、聞いて大変、すっきりできる、良い『交響曲』さんです。


 『フルート協奏曲』も2曲ありまして、あまり長くはなくて丁度良いくらいのサイズの音楽だったような。(最近聞いてない・・・・・)


 もっとも、演奏は、簡単ではなさそうでしたが。

 

 日本の明治期以降の童謡唱歌は、大英帝国方面から移入したものも多く、どことなあく、そうした素朴な雰囲気を伝えている面があるからなのか、まあ、なにか、ほのかな親近感というものを感じる気がいたします。




  ********** うき🌙うき ************

 








 


 

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