第89話 『ヴァイオリン・ソナタ第9番』 ベートーヴェン
いわゆる『クロイツェル・ソナタ』であります。
トルストイさまの小説は、もちろんここから題名を付けたわけです。
初演は、1803年5月24日。
現在ではヴァイオリン・ソナタの頂点に立つと見なされる名曲ですが、初演のいきさつは、どやら、さんざんで、本来は、イギリスの名人、ブリッジタワーさんのために書いていたのに、演奏会に間に合わず、未完成状態だったので、上手くゆかず、ブリッジタワーさんからは献呈を断られ、しょがないので、クロイツェルさんに献呈したのに、1回も、弾いてもらえなかったらしいです。
まあ、今から思えば、もったいない話しですが・・・・・当時、献呈を受け入れるのは、『ただ』ではないのが、普通のはずなのですが。クロイツェルさんは、べー先生が、あまり好きじゃなかったらしいです。
ときに、やましんの好みで、古今東西のヴァイオリン・ソナタに順番をあえてつければ、一番は、フランクさんの曲。二番は、ブラームスさんの1番。三番は、モーツァルトさんの、ケッヘル304番。四番は、べー先生の第5番(春のソナタですね)。それから、シューマンさんの1番。その次が、この曲かな。
これは、1時間で変わるかもしれません。
しかし、好きずき、より、客観的に言え❗というならば、やはり、総合力で、このクロイツェル・ソナタさんは、2番。『春のソナタ』が、やはり、素晴らしいと、やましんは、思います。
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