第61話 『イタリア協奏曲』 J.S.バッハ

 大バッハ先生、極め付きのうきうき音楽です。


 協奏曲と言っても、これはチェンバロの独奏曲で、今はピアノで弾かれることも


普通かと。


 それでも、違和感は、全くなし。


 第1楽章冒頭から、ノリノリ音楽が爆裂

します。


 まあ、乗るは乗るはで、ぐんぐん行きます。


 楽しいのなんのって、もう最高です。


 第2楽章は、ちょっとしっとりと雨に濡れたような、良いお歌です。


 梅雨の雨がしょぼふる都会の、真昼の喫茶店で、外をぼんやりと眺めながらお茶


してる感じかな。


 第3楽章は、第1楽章をも超越する、うきうき、るんるん音楽。


 もしかして、バッハ先生のイメージを、根底からひっくり返すような、それはもう、楽しい楽しい音楽です。


 演奏するのは、結構難しいかもしれません。(やましんはピアノは弾けない!)

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