異世界孤独ヒキニートは辛いよ
さてアクアたちが行った翌日、俺は昼まで爆睡しようと思って寝ていたのだが、ちょむすけに「ごはん!ごはん!」というようにタックルしてこられてたので9時くらいに目が覚めてしまった。
昨日の晩御飯の残りをやるとあっという間に食べ終えてソファで寝むってしまった。
なんで俺と同じようなことやってんだよ。と思った。
二度寝をしようと思ったが完全に目がさえてしまい、寝れない。
よし!紅魔の里とからもって帰ってきたゲームでもやろう!そう言い聞かせて俺はずっとゲームをやっていた。一度クリアしたことあるゲームなのでちょこちょこ縛りプレイを行いながら。
それが3日くらい続いた。
すると4日目にはちょむすけは居ずらくなったのか朝にはどこかへ出掛けて、夜に帰ってくるという年頃の女の子みたいな生活を送り出した。
5日目
流石にゲームに飽きてきた。もう20回くらいエンディングを見た気がする。やっぱネトゲとかソシャゲがあんなに売上高がすごいのかやっと分かった気がする。
6日目
なんか体がだるくなってきた。
7日目
もうやることがない。寝るのも飽きてきた。
そして今に至る。
そういうや、今日の朝刊見てなかったなと思い新聞を広げるとアクアたちのインタビューが載っていた。
どうやらあっちで相当な功績をあげているようだ。
するとふとこの前の俺たちの特集記事を思い出した。
あのときは俺の説明がめちゃくちゃ少なかったのが気にくわないが、最強の最弱職という名は気に入ったのでスルーしていたが、今回のはあいつらがどこのパーティ出身なのか書いてない。つーか「カズマ」てっ文字がひとつもない。
どうなってんの?国家権力の横暴?
そんな憤る感情で新聞を破りそうになるのを抑えて読みつづけていると、とんでもない文章を見つけた。
「王族は近々彼女らに最前線メンバー加入への申請を行う予定」
まじか。ほんとに?。あいつらが?
俺たちメンバー解散?なんだろこの疎外感。
俺の思考回路がショートした。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
俺はこのもやもやした気持ちを晴らすためにいつもの例の店に行った。
いつものように要望を紙に書いて出すと
「あれ?いつもと違いますね。一体どうなさったんですか?」
へ? と思い買いた要望を読み返すと
『仲間とクエストに行く』
なっ!? 俺はなんでこんなこと書いたんだ?
あ・・・・やめて。俺を可哀想な目でみるのはやめてぇぇぇ。
「あ!やっぱ今日はいいです!お忙しいところすいませぇぇん!!!」と俺は叫んで走って店をでた。
あああああああああああああああああああああああーー!!
一体!?一体どうなってやがるんだ!?
なんでこんなに感じになっちまってんだ!
狂ったか!俺もうおかしくなっちまったのか!?
そういって街中を爆走してると・・・
「あの・・・・カズマさん?大丈夫ですか?」
とゆんゆんが話しかけてきた。
俺は正気に戻った。
「い、いや、少し最近運動不足でさ!ちょっと街中をジョギングしてただけだよ!」
「え?でもなんかすごく悲しそうに叫びながら走ってましたけど・・・・」
まじか。俺、そんなことしてたのか・・・・・
俺はゆんゆんにことを話した。
「えーー!!めぐみんが!!!爆裂魔法しか使えないあのめぐみんが!!?絶体足手まといになってますよ!」
「俺もそう思ってんだけど、そうでもないらしい。あっちでの評価はすごいいいらしい。」
「そんな・・・ライバルとして一歩いかれてしまった・・」
ゆんゆんもしょんぼりし始めた。
くそっ!どうすればこのもやもやが消えるんだ?
一旦、王都へ行ってみるか?しかしテレポートは・・・・?
あ
「ゆんゆん!俺をテレポートで王都へ送ってくれないか?あいつらがいまどうなってるか見てくる。このお礼は後日するから。」
「あ はい。分かりました。めぐみんがどうなってるか私も知りたいんでお願いします。」
そうして俺は王都に行きました。
このクズ主人公にも活躍を! @dokkan413
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