第17話:パソコン塾(202206-202212)

 レンタルオフィスの中に2教室を改修しソフトウェア塾として利用したいと海津が提案し、レンタルオフィスの方にもソフトウェア、コンピュータ塾の運営を打診したところ快く受けてくれた。社員の方に講師になってもらう事で了解してもらった。

 ソフトウェア塾は中学生以上を対象として週2回、2000円。だたし、優秀な人は無料とし、レンタルオフィスの従業員として採用の道もある。塾の収入は、講師の収入。家賃は収入に応じて相談する事にした。ソフトウェア塾は小学生5人、中学生が20人、高校生15人、その他10名の希望があった。最初1つの教室で始めた。


 ソフトウェア塾では、最初、絵を描く事や遊びソフトのプログラムを教えた。特に希望がある場合はコンピュータ言語を教えるようにした。ソフトウェア授業でパソコンの使い方を教えてとのニーズがあり、翌月から募集した。すると中高年や父母からの入学希望が40人もあった。そこでニーズ多いインターネット、スカイプ、ブログ、ホームページ、エクセル、ワードなどの基本を教える事にした。数ヶ月が過ぎた、ある日のこと、海津が塾に来ている、大人に塾のニーズを聞いた。


 1つ目は、電子機器の発達に特に中高年はついて行けないのでパソコンだけでなくスマホの使い方も知りたい。

 2つ目は、またインターネットウイルスの危険性や、それを回避する方法、

格安スマホSIMの付け方、利用法を知りたい。

 3つ目は、IPADなどタブレットとパソコン、スマホの違いと利用方法など

全般的なことを知りたいと言う事になった。


 それらについては人数が集まれば業者や専門家を招いて説明会を開いて欲しいと言われた。人数が集まれば業者や専門家を招いて説明会を考えて欲しいと言った。

 最初は、ソフト会社の社員で全て講師をつとめてスマホの使い方なども教える事にし、興味があればレンタルオフィスでの仕事風景の見学も可能とした。これにはソフトウェア時術者の不足がひどく一人でも多くの優秀な人材が欲しいと言う業界の事情もあった。もう一つ教室を使って授業を行うほど中高年の入学希望者が増えた。


 パソコン関連、スマホ、電子機器の授業が好評であり、その後、特に電子機器の操作は人気がありソフトウェア企業の副業として好評で講師にとってもありがたい副業となった。ソフトウェア教室で一般の人で有望な5人がレンタルオフィスで正式に採用された。また、エクセル、ワード、アクセス、パワーポイントを習いたい人を募集すると中高年が40人、中学生が30人、高校生が20人、高校生以上が15人の応募があった。数ヶ月後、パート契約10人、アルバイト6人が仕事を始めた。ソフトウェア塾の方は就職した塾生が出て一般の若者が20人、60才以上の男性が18人が新しく入ってきた。三ヶ月の授業の成績から一般若者の16人、60才以上の男性10人がパートでレンタルオフィスで採用となった。その他のホームページ、スカイプ、エクセル、ワードなどの講習の方も中高年の方の参加者が増えて、レンタルオフィスの土日にも授業をするほどになった。


 その他、予想していなかっ事だがパソコン、モバイル、タブレット、スマフォの

修理も依頼する人が増え、レンタルオフィスの若者の良い副業になって好評だった。

 コンピュータ、ソフトウェア関連もパート教師の希望者数は、十分に供給できて、

この事業は、うまく回ってきて、市内でも話題になり、コンピュータ、ソフトウェアの塾はレンタルオフィスのソフトウェア会社が増えたおかげで内容の濃い授業が好評で、またパート、正社員に登用される人も出てきて、年齢問わず人気が上がってきたのだった。地方紙に、ここの話題が載ったのも手伝って注目された。

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