第158話 翼の折れた
翼の折れた
さて話がそれてしまったが さすが王都と思われるような受付嬢から代金を受け取り 新人の登録も済ませた
今日は疲れたのでもう帰ってのんびりしようと思った 夕食について聞いてみると宿で取れるようなのでこれから宿に分かれて 食事をとることにした その際大部屋の取れた宿があるので そちらに私たちは新人を連れて向かうことにした
羽の治療などしないといけないと思ったからだ 宿の食堂に入ると みんなで並んで食事をとることにする 今日1日の疲れを労ってから食事を始める 石造りの宿の 重厚感のある食堂なが出された料理は正直美味しくなかった 今まで料理人レベル3とか4とかとんでもなく美味しい料理を食べてきたので 舌が肥えてしまったのかもしれないが これは料理をおいしく食べる というよりは お腹を満たすための 栄養補給といった感じの料理であった
見た目は悪くなかったのだが ・・・。ほどほどに食べて部屋に戻る 客室は12人泊まれる形の 大部屋だった 新人の6人と勇者美月フローラシルヴィス セレスティア me ルナ そして私の13人であったが みずきについては小さいのでどこでも寝れるだろうと思って13人で泊まることとなった 他のメンバーも二つの宿に分かれて各自泊まっているが 部屋ごとに 団長を決めて魔法などのおさらいをするように伝えておいた この部屋はまず怪我人の治療から始まった
羽がなくて長いこと飛べなかったメンバー達だったが魔法によって羽がきれいに生え揃ったことにいたく感動していた 6人全員が羽を羽ばたいてしまったので部屋の中が嵐のような風が吹き荒れて 羽が舞い散ってしまったのは 喜びの表れだろうと思って笑って済ませておいた そしていつものように買取金額の1.5%話をして
「これからよろしく頼む」
「ご主人様こちらこそよろしくおねがいします。」×6
と伝えておいた やはり自分のために回復魔法を使ってくれたことにいたく感謝をしてまた欠損を回復できるような高レベルの回復魔法を使える私に対する敬意の念を強く感じた それと同時にグループ化ができるような気がしたのでグループ化をしておき
「これから共に頑張っていこう」
と話をした そしてそれからはいつものように勉強会が始まった 新人たちは 初めての勉強会で会ったら私やしようメンバーが揃っておりさらには勇者3月もいるのでかなり内容の濃い勉強会となった
今まで何人もの新人を魔法使いに成長させてきた優秀な先生達が相手をするのである さらにグループ化の効果も相まって 初日でいきなり魔法スキルが生えてきた それと 飛行ユニットなので アイテムボックスによる輸送や メテオ攻撃による 特殊攻撃も可能なになるアイテムボックスにも力を入れておいた
ハーピーの二人が カイとクイ 年齢が19歳と二十歳であった レベルも17と高く 元々手がないのでかなり不自由だが 上半身の筋肉を全て使って空をかけることができるので空での機動性は飛行ユニットたちの中でトップクラスで
瞬発力持久力に おいて追随を許さない
クリーム色の髪にアイボリーの翼で 優しいお姉さんといった感じであった
そして鷹の二人は シーダカチュア ともに15歳であった あまり戦闘経験などはないようで2人ともレベルが3であった 薄い水色の紙に白い花そして純白の翼を持った 空の王者である 青空のような透き通った美少女たちであった
そしてツバメの二人については10歳と13歳で ともにレベルは7黒髪に黒い翼で 目の周りにツバメのような縁取りのある愛らしい少女たちであった 姉妹で妹がひばり姉がツバメそのまんまであった
アイテムボックスについてもしーだとか カチュア そしてひばりにスキルが生えた 講師の皆も教えながら各々の魔法の練習をしていたので程よく魔力がなくなって行き 何かが魔力枯渇になった状態でその日の練習は終わって就寝の時間となった
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