おのぼりさん
第156話 王都
王都
1時間ほどで 王都が見えてきた 王都の近くまで走ったが王都まで歩いて15分ほどの距離まで近づいた時に 姫様とまさしげに
「護衛はここまでですおいてくださいと伝えた」
「 どうしてですかしろまで連れて行ってください」
と頼み込む姫様に対し
「私が城まで連れていったら周りの人はどのように思われますか」
と聞く
「当選説明を求められますね かなり困ったことになるので護衛は 王都の近くまでと紙にも書いてあるはずです確認してください 」
「確かにそうですね」と納得して姫様とまさしげは 馬車から降りていった
「歩いても少し歩けば着く距離ですのでゆっくり言ってください 私は失礼ですが先に行かしてもらいます」
「これからはであっても話しかけたりはしないで下さいねよろしくお願いします」
と伝えておいた 馬車では2分もあればオートに着いた しかしレイのごとくモンの前は行列であった ただ窓口が多いのか進みがかなり早い
王都を見上げるとさすがは・・・。といった感じだ。ブロンズの街の5割り増しと言ったところか壁も高く面積も広く感じる。なによりつくりに気合が入っているように感じる。
一応安全策のためにミクとエルフの二人については別行動をしてもらうことにした 何かあった時の戦力としてミク そしてその判断としてのエルフの二人である何もなかった場合はそのままみくには二つの街に飛んでもらって伝令役を務めてもらうこととなっている
申し訳ないがここでちょっと別行動になるがそのような計らいとした
じきに門をくぐることができ 懸念していたトラブルについては何もなかった これからは2組に分かれて行動することにする私と ミーの姉妹たちとそれ以外である 今日はお宿に泊まることにしていくつかの宿にわかれても構わないので 確保してもらうように頼む 私たちは奴隷商の方に向かうことにした
王都の中はブロンズの街とさほど変わらないようだ。やはりあまり文明的に進んでいないようだ。ただ、町の中央?のほうにお城が見えた。西洋風のお城だ。さすがに魔法のある世界なのだろう。文明から考えるとかなり立派なお城だ。壊すのがもったいないくらいだ。
猫さん達と一緒にパシャに別れて奴隷商の方に向かう 門の所で 門のところで宿と奴隷商については聞いてある 歩きながら気づいてしまったが奴隷を購入した場合宿には人数的に泊まれないであろうことをここで気づいた
ちょっとおばかさんなことをしてしまったなと反省しつつ 街を歩くと奴隷商に着いた どちらかと言うと奴隷市場の方が近かった今までの街と同じであるが露天からお店まで様々な店舗があった
時間も夕方なので手早く店を回っていく 色々見て回ったが ツバメとたかの種族が2人ずつ そして ハー ピーが二人いた 魔物かなと思ったがそうではなくそういう種族がいるようだった ただ手がなくての代わりに翼になっているような形で かなり人間離れた形体をしていた やはり愛玩用となっているのだろうか 羽は半ばから全て切られていた 酷いことをするもんだと思った
年齢は10歳から二十歳で全員女性であった それぞれ、ハーピーが金貨一枚、ツバメが2枚、たかが3枚だった。
待ち合わせに指定していた冒険者ギルドに向かう すでに全員揃っていたので 6にんぶんの宿を追加で頼めないか交渉してもらうように頼んでおいた ギルドでは情報収集と新規メンバー6人の加入とそれからライアンの町のメンバーのクラン加入についての相談である クランへの加入については クランマスターが一緒にいるか もしくはクランマスターが直筆と認められるクランの加入書があれば加入できるとのことである
なので私がその場で クランの加入書 を記載して ギルドの証明印を押してもらった 最高のタイミングというのかその時に シルビス がちょうどギルドに行ってきた 異常のないことを確認してからみくに出発してもらうためにこのような措置になったがちょうどいいタイミングなので シルビス にもう一度ミクのところに行って加入証を届けてもらうように手配しておいた
その時に見たことある顔があるなと思ったら まさしげが受付で何やら手続きをしていた こちらを見て目があったので正成は軽く頭を下げた どちらも頭だけ軽く下げておいた
おそらく姫様かなり焦って入金の手続きを命じたのだろうと思った
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