第44話 人々の変化

人々の変化

オークをたくさん倒し装備面もかなり充実してきたので


「本日の探索はこれで終わりとして村の方に帰る 」


ことにする。 オークの住んでいた小屋についてはまだ火がついていて延焼する危険があるので火を見ながら昼食をとり休憩とすることにした。万が一延焼した場合山火事などにならないように水の魔法で 火を消す準備は万全である。 かなり遠くまで来ているので村に戻るまで相当な時間がかかるか 体力増強の効果が疲れはほとんどなく無事走破することができた。


家に帰る途中にも色々なモンスターと遭遇したのでもちろんそれもアイテムボックスに入れておく。 村に戻るまで行く 合間を見つけて スキルの取得をしておく これは絶対に必要であろう取得スキルについてはマックスまで上げておく。 剣術であったり回復魔法であったり。 比較的使用のも頻繁の大きいものや 命に関わるものそういったもののスキルを上げておく。 また現場で考えていて 有効性の高いもの錬成などについても上げておく。 敵意察知については悩んだが それほどたくさんも上げずに3まで上げておく。


モンスターを倒したりそんな作業しているうちに村に辿り着いた。 お家では村人と 子供達が一生懸命に作業していた。 ワンとガラが中心となって 作業を進めていく 。歩きながら見ていたが例の三人組については やはり何の作業もせずにサボっている。 帰宅の挨拶をすると同時に3人組を小さな小屋に連れて行き 注意をしておく。その際にこの注意が二度目であることをきっちりと釘を刺しておく。


「 2度目なので3度目はないと」


伝えておく そして気を取り直して 村人たちのところに戻ってくると 村長からいろいろ話を受ける。


「ます子供達が とても清潔になり見た目がとても良くなっていることに驚いた」


そうである。 それから


「 この女の子達を見て さらに驚いた」


そうである。


「綺麗な新品の装備を見事に着こなしている。 さらに 豪華に見える剣もつけており 鎧の隙間から見える服なども 新品のように綺麗になっている」


ことに驚いたのである。


「村に風呂はない また冷たい川の水で体を洗うような体力を失うようなこともしない 。」と、村長


更に生きるのに精一杯のみんなは身だしなみに気を使うことも全くない。 なので浄化の魔法で綺麗にされて さらにエトによって綺麗に髪を切られた子供達は以前とは別人になっていたのである。


さらには


「あらたに肉の加工方法を教えてくれ 気前よく ウサギの肉を何匹も寄付してくれたことに 深く感銘を受けている」


「 特に見たことも聞いたこともないような肉の加工方法については何の見返りもなく気前よく教えてくれたことに対し 大きな恩義を感じている」


と伝えられた。


村人たちが見ている前で村長から大きく頭を下げられている私について 周りの村人たちは尊敬の目で見るようになっていた。 村長から解放された私は子供達のもとに行き 今日1日の労をねぎらうことにした。 みんなとても頑張っていたようでその様子はまだ人との交流の具合からもよく伝わってきた。 また ある村人からは


「私の娘を奴隷でもいいのでもらっていただけないだろうか」


頼まれた。 一人に頼まれると他の村人からも


「うちの娘も頼むとぜひに」


と頼まれた。 これ以上人数が増えても困るだけなのでとりあえずその場については断っておいた。


村の中から村の子どもたちがこちらについても色々と見ているが特に狩りから帰ってきた女の子たちを見る目は目が輝いていた。 確かに少し前までは自分と同じ村で住んでいてさらに自分よりも貧困していた家庭の子どもたちがきれいな服を着て綺麗な鎧を着け綺麗な剣をつけてさらに 髪を綺麗になって とんでもなく美しくなっているのである。 今の自分と比べてみてもため息しか出ないのは当然だと思われた。


とりあえず村人たちには解散しているもらう旨を 村長に伝えておく。 村長から解散の言葉がかかり ちらほらと村人たちは未だに帰っていった。 不意に敵意察知スキルが働き。 頭の中に丸い地図が重い描かれる。 地図によると 赤い点が三つそしてピンクの点が一つ現れた。 赤い点については例の三人組で今までよりも赤色がどす黒くなっているような気がした。そしてピンクの点についてはおそらくブルーたであろうかと思われる。


地図の場所の 様子を伺ってみると木の陰に隠れてこちらを見ているブルーたがいた

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