第45話 夢の剣

夢の剣

これについてはおそらくレベルを上げたことにより敵意の強さを感知することができるようになったようだ。 薄いピンクということは敵意は和らいできて 様子を見ながら偵察をしているという感じなのだろうと思った 。さらに例の三人組についてはおそらく先ほども注意を受け最終勧告を受けたことによりさらに憎しみが強まったのではないかと思われた。 その件についてはとりあえず今は何もできないので放置するとして 子供たちには獲物の解体について指示を出し私は 他の村への移動手段について考えることにした。


まず考えたのは物に 効果を付与する錬成というスキルについてである。 この練成というスキルについては本当に様々な効果があり また 錬成スキルが MAX になったことにより 新たな創造による効果を付与することもできるようになった。 試しに色々と実験をしながら 効果について考えることにする 。


まずは オークの持っていたロングソードを取り出し ゴブリンの 魔石を取り出す。 そしておもむろに錬成の呪文を唱える。 考えた効果の内容については 火が燃えるイメージである 。錬成 は簡単に完了して出来上がった剣を見てみると 鑑定結果ほのおのつるぎ と出た。 すごいゲームのようだと感動してしまった。 昔遊んだテレビゲームでこのような武器の名前が出てきたのを思い出した。異世界万歳!!


武器おにぎり振って見る。 木に切りつけたり色々なことをして振ってみるが普通の剣と変わらない。 もう一度鑑定スキルで見てみると魔力を通すことによって炎を出したり 対象物を燃やす効果の出るけんと出た。 なので 水の魔法を出す準備をしながら 剣に魔力を込めはえている木の枝に切りつけた。 今までの刀よりも 凄まじい切れ味を見せさらに焦げ臭い匂いがしてきた。切り口を見てみると焦げている 。凄まじい効果に驚き感動する。 良い結果に味をしめた私は 小さなお家に入り。 こもって作業をすることにする 。たくさんのロングソードとゴブリンの魔石をたくさん取り出す。


そして片っ端から思いつく限りの 属性の付与された 剣を作って行く 雷の剣 氷の剣風の剣水の剣 土の剣 光の剣闇の剣 精霊の剣 色々と試してみるが作れたものと作れなかったものに分かれてしまった 作れなかったものは闇の剣精霊の剣である。 作れない場合はどうなるのかと言うと何の変化もない。 ただ少し魔力が減るだけでペナルティーはおそらくないようだ。 とてもありがたい展開に少し驚く。 実験はこれで十分だと思い。考えていたことを実行に移す。


考えていたのは 馬が一頭しかないので代わりにバギーのようなものを作り。それで馬車を引っ張るという計画である 。また馬車についても土の魔法で新たに練成し作成するつもりである。 なべやさら硬化の魔法などを何度も使っているうちに かなり 土の魔法に慣れてきて 木で馬車を作るよりも土の魔法で作った方がメリットの大きいものができると考えた。


実際に土の魔法に効果の呪文を にどさんどかけることによってかなりの強度を誇る物資が作れることに気づいたのである 。大体一度魔法をかけると コンクリートレベルの硬さになり。 二度をかけるとかなり強く地面に叩きつけても 壊れないレベルの硬さになった。 サンドかけるとナイフで切りつけても 逆にナイフ動画刃こぼれをするような強度になった。これで剣を作ったほうがよくね?実験についてはお皿で試したが 驚くほどの 硬さ 強度となっていた。


なのでこのような薄く強度のある素材で馬車お造り 。1台目は馬で馬車を引き 2台目についてはバギーで引っ張っていくような方法を考えている 。さらにバギーを作るにあたっては回転する魔道具を作ればいいのではないかと考えておりこれから実験するのである。 考えているものについては四角いものに車輪をくっつけ 車輪を回転する道具で作ることによって魔力を流すことによって 前進するというシステムにする。さらにカーブを曲がるときに当たっては 片方の車輪に魔力を多めに入れることにより 。カーブを曲がっていくというような機能にするつもりである 。


さらに車といえばスピードを上げる際にギアチェンジをして加速していく形になるがさすがにギアチェンジの構造については複雑になるので現在のところでは考えずに 前車輪と後ろ車輪の直径の大きさを変えることにより。 前車輪を一速、後ろ車輪を2速というような形で 2段変速の変速機構を作ろうと考えている。


どのみち道が悪いので 一定以上のスピードは出せないことは想像がつくのでそれで十分かなと考えている。


バイクについても考えたが、かなり早い時点でっ却下した。実体験で未舗装の土地で乗るバイクの怖さをw知っているのである。オフロードタイプなら別だろうが乗ったことが無い。技術的にも難しそうだ。バランスなど・・・。


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