第39話 ドリームランド

ドリームランド

みんなの魔力が尽きてきて 魔力切れの症状なのか 体のだるさを訴えてきた。 なので勉強会は終了して。 就寝の 時間とすることにした 。全員に浄化の魔法を順番にかけて雪 。アイテムボックスから 綺麗になった毛布を2枚ずつ全員に渡して行く。 各自2枚の 毛皮を持って眠りにつく。 全員揃って雑魚寝になっているのだが。


なぜか私の周りにはフローラ・シルビス・ミイ の3人花 集まってきて 一緒に寝ようとする 。いわゆる添い寝というやつである。 私の右にフローラ右が寝転ぶ。


「ご主人様今日も一日お疲れ様でした」


そして左側には シルピスが寝転ぶ。


「ご主人様お強いですね」


夢のような状態で両手に花である。 とてもいい匂いがして柔らかい フローラが小さい体を私の体と上に乗せてきて。 ミイが猫耳付きの可愛い頭を肩に寄せてくる。


「私にも剣を教えてください」


反対側からは しるびすが 細身の体を ぴったりと腕にくっつけてすり寄ってくる。 はっきり言って興奮しすぎて全く眠れない。 落ち着こうとして猫耳をなでているが一向に眠たくならないところが眠気が飛んでしまって。 ずっと悶々とした状態のまま 夜中まで過ごした。 どうやら途中で興奮することに疲れて眠りについてしまったようだが。 どうやらかなり寝過ごしてしまったようだ。


目が覚めると女の子5人が私の周りに揃っており。 5日目の朝の挨拶を昨日とおなじようにしてくる。「 ご主人様おはようございます今日も1日よろしくお願いします」と 。こちらも挨拶お返し。 見当たらない10人の男の子たちのことを聞いてみるとすでに外で朝食の準備に入っているそうだ 。敵意感知のスキルを発動させてみると3つの赤い点と7つの青い点が小屋の外で何やら作業をしている のがわかる。


それを見ていると どうやら村の方からたくさんの青い点が移動してくるのが見えた。中に一点だけ赤いのが見えたが・・・ 。それを感知したので5人の女の子に囲まれて 照れくささをごまかすために


「村から村人が大勢来る」


旨を伝えてみる。 一体どうしてわかったのか不思議そうな顔をするが。ミイの耳がピクピクの動き


「確かに大勢の足音が聞こえます。」


と言ってきた。みんなでお家の外に出ると村人が大勢やってきて 。口々に色々な話をしている。手にはうさぎジャーキーおもち かじりながらやってくるものが多い。


聞こえてくる言葉は


「美味しい。」

「こんなに美味しいものがあったんだ。」


と口々に 話している。 どうやら昨日話していた ビーフジャーキーの作り方について話を聞きに来たようである。 とりあえず食事ができたようなのでそれを食べながら 尊重や裏の顔役たちと話をする。様子を見ていると赤い点については、どうやら顔役の一人にともっているようだ。見てみると50くらいで性格のきつそうな顔をしている。体格がとてもよく。みながガリガリなので一期は異彩を放っている。鑑定スキルを発動すると、なまえがブルータで職業に盗賊が入っている。おそらく元犯罪者か現役の犯罪者なのだろう。そこまで見えたので下心を除いてみると


「こいつは大金になる。作り方をせしめてこいつを殺し儲けを一手に手に入れる」


つもりのようだ。しかし現状ではなにもできないので警戒と居残り組みへの警告にとどめておく。心が読めるなど説明できないので名前を伝え人となりを聞いてみると、ガラから予想通り


「よからぬうわさの耐えない男らしい」と教わった。

「体格からわかるように腕っ節に自信があり村一番の戦士です」とエト。


つくり方については


「獣人の5人組に任せてあるので説明が聞きたかったら彼だから聞いてもらうように」


と伝えておく。 そして おかもち型の ロースターをさらにいつつ追加して作っておく。 そして村人たちの方には角ウサギを六匹 寄付しておく。木の解体作業の方はあらかた終わったようなので


「今日は全員で保存食作りの方に 当たってもらうように」説明をし。昨日倒した モンスターたちを渡しておく。 胸に大きな穴の開いたオークを見た村人や子供たちがとても驚いた様子だった。 つけっぱなしになっていた敵意察知スキルを見るとブルータの赤点だけが青になったり赤になったりあわただしく明滅している。私の強さを測りかね、弱気になっているようだ。だが最終的に利益の大きさを考え、赤色に固定された。


村人たちの反応は、


「どうやら一人でこの村までやってきたことや。 丁寧に手入れされたロングソードや革の鎧を見てかなりの腕前があると思っていたようだが。 想像以上の 腕前を私が持っていたことに対し 驚きが禁じえないようだ。」


解体された木材はそのままにして 完成したうさぎジャーキーや毛皮類など 片付けた方が良いものについてはアイテムボックスに収納しておく。 そして留守を10人に任せ 6人で狩りに出発する。


昨日とは反対の方向に狩りに向かうことにする 。今日はいったいどんなのような獲物に出会えるか楽しみである。

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