第37話 ジャイアントキリング

ジャイアントキリング

色々と悩んでいた 結果的には ポイント式スキル設定については はなさないでこちらである程度 スキルを上げていく方向に決めた。 そして 主には 体力的なものを上げて行き少しずつ戦闘になれさせて 戦闘の自信をつけさせていく 特にるなのような 魔力特化の ステータス特性を持つものに対しては スキルは最低限のものに留めておき 後衛特化の ステータスに進むような計画を立てて強化していく。


当面では私とルナの二人で組んで残りの4人で一匹を対処していく形で戦いを進めて行く。 最初は ゴブリンから戦闘をかさね徐々に強いモンスターに対処していく しかしいくら戦っても出てくるモンスターは ゴブリンと角ウサギしかおらず 私には少々物足りなさを感じている。 しかし発展途上の5人には ゴブリンが丁度良く 。ツノウサギの相手をするとなると少し力不足を感じているようである 。


確かに武器もゴブリンナイフなので攻撃力はあまりなく。 仕方のない状況かもしれない。 ただ現在圧倒的な戦闘力のある私が入るパーティーなので席の撃退数は恐ろしい数字に登っていく。 この調子でどんどん敵を倒して行き夕方になる頃にはそこそこ森の奥まで入れるようになった。 そろそろ 村のほうに引き返そうかと考えているところで 索敵に少し大きな反応が現れた。 これがオークかなと考えながら注意深く反応の方に向かっていく。


すると2 M を超える大きな巨大 豚そのもののような顔にでっぷりした二足歩行の巨人が立っていた。 だいぶさびの浮いたロングソードを持ち こちらに向かって歩いてくる。どうやら私たちに気づいたようで大きな叫び声をあげてこちらに走ってくる。 初めての敵なので プレスティアとシルビスに魔法攻撃をするように伝える。 するとレベル1の魔法であるウォーターボールと ウインドショットが飛んでゆく。ウィンドショットは 空気で ぶつけて攻撃する攻撃方法なので 見えない。 しかしゴブリンはあまり知能が高くないようで 避ける素振りもせずに直撃する。 ただ あまりダメージを受けていないようで私は 石の魔法のストーンバレットを発射する。 直撃するもあまりダメージは与えていないようだった。


ストーンパレットは小さな石のつぶてを飛ばす魔法で1度発射するとだいたい10発から15発ぐらいの玉が飛んで行くことになっている。 石がちいさすぎて運動エネルギーが足りないということだろうと解釈し。今度はスノーバレットを発射する前に一つにまとめ。 可能な限り先を尖らせやちるの矢じりのような形にする 。そしてできるだけ 回転を与えるように意識しながら発射してるよ。 できるかどうかわからなかったが テレビで見たことのある拳銃の 弾丸発射のスローモーションのビデオをイメージして。 魔法を発射すると。思った通りの形で飛んでいった。 ストーンバレットは 大体 10センチほどの石の塊を飛ばし僕の胸に大きな穴を開け 石は貫通して多くの後ろに立っている木の幹に突き刺さった。


「う、うそ、オークを一撃!?」


一撃でオークが倒せたようで 周りのみんなからは驚きの声が上がった

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