第25話 ひゃ~

とりあえず家が完成したので 作業の終わっている子供たちを呼んできます。


「そろそろ晩御飯の準備を始めないといけない」


ので 作業が終わった子が家の方に集まってきます。作業のまだ終わってない子供達にも


「一段落ついたら戻ってくるように」


伝えて おきます。 とりあえず作業の終わっているウサギの毛皮をもらいます 。全部で33枚ありました。 これだけあれば一人2枚ずつ割り当てることができます 。持ってきた子供達が家を見てとてもびっくりしています。 子供たちみんなで大騒ぎなるほどびっくりしているので 村の方からも大人達がやってきていきなり出来上がっている家を見て 村人も 大騒ぎするほどびっくりしています。


子供達が全員集合したので 行商人をした時に買い取った野菜などを出してうさぎの肉と一緒に料理をします。 女の子達と 男の子の数人は料理ができるので全員で料理をして料理のできない子供も何か手伝わせ今後料理ができるように 作業します。 出来上がった料理はうさぎの肉を焼いたものと野菜のスープでした 。困ったことに食器類が全くありませんでした。 馬車に積んであった鍋なども全て販売してしまったため 何も残っていなかったようです。 どうりで中古っぽい鍋があったのを打ったのを覚えているのでおそらくそれがそうだったのでしょう 。仕方がないので 土魔法を使い鍋や食器類を作っていきます。


まず最初に簡単そうなお皿を作ってみます土魔法でお皿ができると もっと見ますがかなり悪い状態なので硬化の魔法を使います硬化の魔法を使うと 表面がちょっと荒いですがお皿のようなものになります。 触ってみるとかなざらざらしていますがしっかりしたお皿になりました。 ちょっと汚いですが少し舐めてみろと土の味がするのでこれではちょっと食材を乗せるには不向きかなと思いました。 ふと思いついたのでもう一度硬化魔法を作ってみました。 するとザラザラしていたがツルツルに代わり 土の風合いが見事なちょっとした焼き物のお皿のように早変わりしました。


家を作ったのもお皿を作ったのも自分としてはサンドボールの呪文です 。思ったのですが魔法にはかなりイメージによって自由度があるのかなあと思います。 イメージすることによって好きな形の瓶お皿なんかも作ることができるようです。 人数が全部で16にいるのでお皿を16個それからおわんを16個魔法で作ります 。ライブ練習ができたのでちょっともう大物に移りお鍋も作成します人数文のスープを入れている大きな鍋とお肉を焼くための鉄板も作ります。それから火にかけるためのかまども作成します。 かなり 硬化の魔法とかも使うので MP の消費がかなり激しくなりました 。


お皿などを作る時に MP の消費を調べていたのですが 大体 サンドボールで MP が5消費しますそれから効果の魔法で3消費します 。お皿を作ってもお鍋を作ってもこの辺りは変化がなかったのである程度の大きさまでは同じ量だけ消費するという計算になります。 大きいのでも小さい店も同じ消費量なくなったらかなりもったいない気がします。そこで思いついたのがプラモデルなので お馴染みの繋がっているあれです。ベンチなので切手はがして使う部品ごとにつながっているパーツの・・・。 あんな感じでまとめて作れないかなと思い 今度はスプーンとフォークをそれでチャレンジしてみます。


一箇所から細い棒のようなものが流れてそれでつながっている形でスプーンが16本フォークが16分しっかりとイメージして作ってみます 。うまく作れたので今度は はずそうとしますが外してしまうと今度はまた個別に行硬化じゅんもかけないといけないので 繋がったまま効果の呪文をかけてみます。 効果の呪文を2回かけて固まってから繋がってる部分をバキバキと思って 分離されて完成させます。 どうやらうまくいったようなのでこれからは MP の消費が抑えられそうです。


さて料理の方も食器の方も揃いましたのでみんなで食事をすることにします。 食事を食べながらみんなに挨拶をしました。 簡単な自分の説明。


「田舎から出てきたので常識がほとんどなく皆には色々と教えて欲しい」


旨を伝え。



「それからこれからは可能な限り一緒に生きていけたらと考えている」


ことを伝えます。 それから こちらからのある程度の説明が終わったので村人たちに順番に自己紹介をしてもらうことにしました。

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