剣がすごいのか剣術スキルがすごいのか。大体大人の太ももぐらいの木を一撃で切断することができた。切断したらそのままアイテムボックスに入れる。とりあえず10分ほどアイテムボックスに入れたら。子供達の所に行って木をアイテムボックスから出す。そしてゴブリンから奪ったナイフを出して枝を払わせる。

「できるだけ木がまっすぐになるように枝を払うように」

指示を出してまた建設予定地に戻る。

比較的太めの木になってきたが気合を入れて剣を振るとなんとか切断できた。剣をよく確認したが刃こぼれもなく全く問題ないようだなのでどんどん切っていき、たいたい 20 M 四方の空間ができた。可能な限り地面に近い部分で木を切ったのでほぼ平地になっているようである。木材の枝払いをしてもらうために子供達の所に戻り木材を出す。

ちょうど一匹目のウサギの皮が剥げた用でミケが持ってくる。それを受け取り一旦アイテムボックスに入れてアイテムの一覧表を確認してみる。見てみると角ウサギの毛皮とあるのでそれを今度は出してみる。スルト毛皮についていた余分な血や肉などが無くなった綺麗な毛皮が出てきた。

とてもありがたい機能ですが保存したものと出てきたものが違う商品になっている可能性があることにその時気づきました。それはそれで困った機能かもしれません。しかし一旦アイテムボックスに入れて出すだけできちんとなめされたような毛皮になるということは非常にありがたく便利な機能などで使わせてもらうことにしました。子供達には引き続き作業を続けてもらい。

私は建築作業現場に戻ります。そしておもむろに村の柵から5メートルほど離れたところに来て土の魔法を発動させます。イメージとしては 10 M ぐらいの幅で高さを 2 M 出しておきます。一旦立ててみて思ったのですが結構不安定でこのままでは使えないことに気がつきました。確かにいきなり行ったりしてはちょっと大きすぎる壁を出したことにその原因があると思いましたが、実際はそこに硬化の魔法をかけてから使うのでおそらく大丈夫かなと思います。

強度等を試すために剣で突いたり足で蹴ったり体当たりをしてみました。結果としては剣で突くとボロボロと崩れます。蹴った程度では大丈夫ですが体当たりをすると壁自体が倒れてとても大きな音がしました。すると子供達や村人たちが驚いてこちらに行ってきましたが魔法の実験をしていたと伝え謝っておきました。なんとか事なきを得ましたがこれからは注意しないといけません。

それで壊れた壁をどうしようかと思いましたがちょうど床に使えるかなと思い直しそのまま活用することにしました。予定では幅4 M 長さ10 M のほったて小屋を建てる予定です。なのでもう一度2 m かける10 m の壁を今度は立てるのではなく横に寝かす形で土魔法を使ってみます。確認するのを忘れていたのでその時にステータスの呪文を唱え自分のマジックポイントの商品を確認してみます MP の消費が60ポイント減っていたのでおそらく一旦この壁を作る場合で３０ MP が消費されるのかなと思いました。一旦ステータスを閉じもう一度ステータスを上げてみますすると MP が1消費されていました。ステータスの魔法は MP を消費することがわかりました。

それで床ができたので今度はもう一度壁を作ります。最初の場所に戻り10 M かける2 M の壁を作るように呪文を唱えます。壁ができたら早速硬化の呪文を唱えます土の壁だったものが少し灰色になったような気がして固くなりました。触ってみた感じだと土がコンクリートのようになったような気がします。この魔法って凄いなあと思いました。

ステータスを開き MP の消費を確認してみると10ポイント入ってるようでした。今度は反対側の壁に向かい今度は10 M かける3 M の壁を作るように呪文を唱えます。呪文を唱えると10メートルかける3メートルの壁ができました。せっかくなのでステータスの呪文を唱え MP の消費を確認してみると 40ポイント減っていました。なのでおそらく39ポイントと1ポイント消費した計算になります。これで現場で床の部分と2メートルの壁と3メートルの壁が平行になっている形になりました。

次は平行に立っている2 M と3 M の壁の間の壁を建てる予定です。幅が4 m で高さが低いところで2 m 高いところが3 m になるのでちょっといびつな壁を作らないといけません。できるかどうかわかりませんがおそらく大丈夫だと思います。根拠はできるような気がするからです。実際魔法を唱えてみました。スト結構簡単に先っちょの尖った不思議な形の壁ができました。早速硬化の呪文で硬くして出来具合を確認しました。壁と壁はぴったりとくっついていて一体成型されたような状態になっています。こんなに簡単に家ができるとは本当にびっくりしました。後はもう一面の壁と扉を作り屋根を作るだけです。屋根の部分は木材を並べるつもりでしたがこんな簡単に壁ができるようなら屋根も土壁で作ったらどうかなと考え始めています。

いきなり行って失敗してもまずいよね。小屋の横にさらに小さなで小屋を建ててそれで実験しようと思います。あくまでも実験なので2 M かける3 M ぐらいの面積で高さも2 m と2.5 m あればいいかなと考えています。上手にできれば物置小屋として使っても大丈夫です。実験なので床は作らずに早速 3 M かける2 M の壁を作り 2 M ほど離れたところに 3 m かける2.5 m の壁を作りますそれができたら今度は幅が2 M 高さが低いところが2 M 高いところが2.5メートルの壁を作り。

それまで来たら今度は硬化もお使いかたくします。出来たところで確認してみると綺麗に三方向の壁が一体型で形成されているようでした。本当に魔法ってすごいと思います。そこまで来たら少し考えます。ドアの部分を作って4面の壁を完成させてから屋根を置く方がいいのか。それとも屋根を置いてからドアの部分を作ったら方が良いのかです。それについては建築スキルを考えながら判断してみるとドアノブを作った後で屋根を作った方がいいという閃きが出てきました。なのでドアの部分を作ります。

実験なのでどのようにするのがいいか考えました。まず普通に壁を作って剣で穴あけすればいいのかとも思いましたが。削る部分も魔法でできそうな気がします。早速壁を作ります。それから硬化の呪文を唱える前に 50 cm かける1 m ぐらいのドアの形の穴を開けます。穴が開いたら今度は硬化の呪文を唱えて壁を硬くします。

そこまで完成したのでドアをくぐって中に入ってみると綺麗なお家ができています。ただ屋根がすっぽり抜けているのでおそらく丸見えです。日が少し傾いてきちゃった、だいたい 3時をまわったぐらいの天気かなと思いました。いそがないといけないなと思い。

早速屋根の作成に取り掛かります。壁の上に屋根をつけるイメージとして呪文を唱えます。実際やってみると綺麗な形で屋根の部分に土の壁がピタッと治りました。慌てて硬化の呪文を唱えます。硬化の呪文を唱え終わったらどのような状態か確認していきます。下から剣で突いてきっちりとできているかしっかりと確認しておきます。どうやら綺麗におさまったようでほっと安心しました。

今切っている木材で屋根を作るとなるとかなり大変なことになるからです。成功に味をしめたので早速大きな方の小屋に戻り。扉の部分を作って。その後で屋根の部分の魔法を唱えます。屋根の部分が大きいので慌てて硬化をしないといけないので屋根ができたらすぐに効果の呪文を唱える心の準備もしながら壁を作ります。

壁ができたらすぐに硬化の呪文で壁を固めて家の完成です。