第23話 どかちん

ここで魔法について少し考えてみる。 土の魔方はレベル1で ストーンバレット レベル2で サンドウォール レベル3で 硬化と ゴーレム作成 レベル4でクレイフィールド レベル5で ストーン ブリザード となっている。


とりあえずレベル3まで取っておいたのはストーンウォールを作るのとそれから硬化で壁を隠して強化するためである。 魔法については基本的にレベル5まであるようである。 他の魔法についても鑑定スキルのおかげで魔法 については分かっているが 今現在は時間が押している家の建設と食べ物の確保のために早速行動を開始する。


その前に子供たちを見るとようやくおなかが膨れてきたのか食事がおわった様子だ。こどもたちもぜんいんあつまっているので簡単に自分の紹介をする。そして


「今後の予定としてしばらくここで体力をつけること、小屋を立てる予定」


のことを伝える。


「そのための行動をおこすので、子供たちにも協力を依頼することになる」


旨を伝える。それに際し、子供たちの班分けをする。まず、


「仲のよい仲間たちはいるか」


と聞くと


「同じ村内なのでほぼ全員が一緒に遊ぶ」


仲だそうだ。なので、業務内容で分けることにして、


「料理の出来るものと」


聞く。すると女の子5人とミケとエトが手を上げる。ちょうといい感じに半分になった。なので比較的年上でしっかりしてそうな


「フローラとガラをリーダーに指名」


しておく。そして


「サブリーダーにミイとワンを指名」


しておく。最初は全員で 獣の解体などの指示を出しておく 。それと同時に枕作成など出来る子がいるなら その辺りも依頼しておく。 毛皮のなめし方法については アイテムボックス が使える可能性があるので それを試すためにまず一匹皮を剥いでから 持ってきてもらうように指示を出しておく。


小屋を建てるために まず場所を探すのと そんちょうさんに確認をとりにいく。 村の柵の中については 結構ギリギリの範囲で柵を立ているので柵の内側に 小屋を建てることはおそらく不可能で 小屋を建てるとしても 柵の外側に立てることになる 。まず一番最初に村の周りを一通り見回ってきて 建てられそうな場所があるか探してみる。 スルト 村の周りはほとんど林になっているので木を 上手に伐採すればそこに小屋は建てられそうである。 伐採した木は小屋の屋根に使うのでちょうどいいと思う。


建てられそうな場所が見つけたので早速村長さんに許可をもらいに行く。 村の中は家がたくさんあるか 全て 掘っ立て小屋のような家ばかりである。 木造で簡単に組み立てられた 小さな家がたくさん 乱雑に 並んでいる。 おそらく一番大きな家が尊重さんかなと思い探しに行く、 探しに行く途中で村人にあったのでそんちょうさんの家を聞いてみると 教えてもらえた、 早速そんちょうさんの家に行き面会を求める、 そんちょうさんに会って


「現在の体力で距離のある移動するのはしんどそうなので しばらく村に滞在させてもらえないか」


と思っ頼んでみる、 村長さん曰く


「滞在するのは構わないが 住む場所がない」


と返事が来る。なので


「村の外に小屋を建ててそこで住んでも良いか」


と尋ねる。 村長さんは


「村の外に小屋を建てるのであれば 全く問題がない。ただ まものが出るのでそれに対しては 自分で何とかしてほしい」


と頼まれる。 その辺りはもともと自分で対処する予定だったので


「大丈夫」


と返事して それで面会を終わる。ついでに魔物の情報についても仕入れておく。


許可がもらえたので早速建設予定地に向かい 木の伐採から始める 。きは細いのから太いとまであり 試しに ロングソードで 細めの木に切りつけてみる すると細めの木に関しては 一撃で結構簡単に切断することができた 。なのでできるだけ地面に近い部分でどんどん切断していく 。

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