第26話 よろしく

「みんなで食事を作ってみんなで食事を食べる」


事を話したら 年長組の子供達はかなり驚いていた。


「普通は奴隷とご主人様の関係では食事を一緒にとるようなことはありえなく。また同じものを食べることもありえない」


のだそうだ。なので


「一緒にさらには同じものを食べるということにとても驚きを感じた」


そうである。 その食事もあらから終わってきて 私が自己紹介をすませ、子供達に自己紹介を促す段になった。


まずはじめに近くに座っていたロックウエルに自己紹介を頼んだ。


「 私はドワーフ族のフローラです。歳は14歳で 見た目は小さいですけれどもこの中では最年長になります。どうぞよろしくお願いします。ドワーフなので 細かい作業が得意です。 何か困ったことがありましたら手伝わせていただきます。宜しくお願いします。 」


とこのようにスラスラと自己紹介をした。


続いてエルフ族のセレスティアとジルビスの二人が立ち上がった。


「 私たちはエルフ族で双子のセレスティアとシルビスです。歳は12歳で 私セレスティアが姉とほうです。 風の魔法が使えます 。そして 妹が私シルビウスです水の魔法が使えます。 必要なときは言ってください。よろしくお願いします。」


と二人で丁寧に自己紹介をした 。二人ともエルフ族というだけあって魔力がとても高くなっている。


続いて人間族の順番になったので ガラが 自己紹介する 。


「俺はガラです。 13歳です。 人間族で年上なので まとめ役などをしたりすることがあります。よろしくお願いします。 」



続いてエトが自己紹介します。


「エトです13歳です。よろしくお願いします 」


続いてルイ・ロイ・ハルの3人が自己紹介します。 かなり態度が悪く 自己紹介も上手にできない様子で ちょっと困った子供たちのようです 。


先ほどの作業を頼んでいた時も時々見かけた様子ではあまり作業をしておらず ちょっとふざけるところがある3人のようです。 今後の対応を考えないといけないと思いました。


それから自己紹介の方は一番人数の多い獣人族の方に移りました 。年の順に自己紹介をしてくださいと頼んだのでまず最初に ミイが自己紹介をします 。


「私はミイです14歳で猫息です 。特技は走るのが速くて 狩りをすることができます。 よろしくお願いします。 」


続いて犬族のわんが自己紹介した


「僕は わんだわん 13歳だわん。みんなよろしくだわん。 僕も走るのが速いだわん。狩が得意だわん。これからよろしくだわん」


すごい語尾にわんがついている。 かなり可愛いかもしれない。


続いてとんが自己紹介した。


「僕はタヌキ属のトンです。13歳です。 特に特技はありません。食べるのが大好きですよろしくお願いします。」


確かにみんながガリガリの中でどんだけ少し 痩せ方がましである。ひょっとしたら食べ物を見つけるのが上手いのかもしれません。


続いてミケが自己紹介します。


「僕は猫柵のミケだにゃん。12だにゃん。魚好きだニャンよろしくだニャン」


今度は語尾がにゃんでしたかなりびっくりします。猫耳がとても可愛く ナイスガイです。


それからこんが自己紹介します


「 僕は犬族のこんです。11歳です。よろしくおねがいします。ほねが大好きです。 いらない骨があったらください。」


そして続いてたまが自己紹介します


「僕は猫速のたまです。10歳です。これからもよろしくお願いします」


最後にるなが自己紹介します


「ルナは狐族のルナです。 7歳です。皆さんよろしくお願いします」



おなかが膨れ、自己紹介が終わったがみんなかなり汚れている。私自身もかなり作業で汗をかいたししばらくお風呂にすら入ってない。便利な魔法があったので早速取って全員にかけてみる。生活魔法だ。このあたりは田舎なので魔法の使い手自体がほとんどいない。教える人間の時点でいないのだ。だから仕方が無いのかもしれない。全員に浄化の魔法をかけてあげるととても驚いて喜びで大騒ぎになってしまいあせり汁が出てしまった。もう一度浄化をかけておいた。これからみんなで就寝だ。みんなにそれぞれ毛皮を2枚づつわたし思い思いの場所で眠ることにする。


みんなは眠り、静かな寝息が聞こえてくる。しかしわたしはまだ寝ずにこれからのことを考える。特に子供たちについて情報を整理しないといけない。

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