ミスマルカめっちゃ好きなんです!
主人公マヒロが、ハッタリと度胸で苦境を乗り越えて行くのがスキ!
かと思えば、ここでゼンラーマンかよ!ってのがスキ!w
圧巻だったのは、第一部のラスト。
まるでオセロのように、マヒロの周りの駒が全部ひっくり返ったのに鳥肌が立ちました。
もうスキ過ぎて、ミスマルカの世界観をマネした舞台設定作って、短編一本、長編一本描いたぐらいです。
あの設定でまたなんか描こうかなぁ
作者からの返信
ミスマルカほどどんでん返しという言葉の似合う作品は無いかもしれません。ためてためて、ここぞというところで物語をひっくり返す。やろうとしてもあれはなかなかできないです。私だったら、設定を出し惜しみ出来ないタチなので早々に大事なカードを切ってしまいますねえw
第一部はマヒロの周囲の駒がひっくり返ったのもそうですが、その劣勢にも関わらずマヒロが自分をかなぐり捨ててでも国の民に危害が及ばぬよう上々仕上げてみせたところが、バトルをメインとした物語では決して味わえない感動を覚えましたっけ。
ミスマルカは一巻の完成度の高さが異常だっただけに、二巻、三巻と続けて読むにつれて物足りなさを感じてしまった一作です。ゼンラーマンの登場あたりで、もう一度盛り上がってはきたんですが、結局、最後まで読むには至りませんでした。
コレを機会に再読しようかな?
林トモアキ作品といえば、自分にとっては戦闘城塞マスラヲをおいて他にはありません。当時の自分の境遇と、主人公ヒデオの境遇を重ねていたこともあり、もしかすると自分が小説を書くようになった直接的なきっかけのひとつかもしれません。
マスラヲのあとに、お・り・が・みの一巻を読み、人間というのは頑張れば上達ってするんだなと思いました(ぁ
ともあれ林トモアキ先生は、ご自分でも仰っていますが、畳む気のない風呂敷の広げ方にこそ本領があるような気がします。
作者からの返信
へろりんさんの返信でも書きましたが、どんでん返しがミスマルカの本領なので、第一部ラストの7巻あたりまでは読んでほしいかなあと思います。ただまあ、昔のノベルゲーみたいに鍵になる仕掛けが現れるまでは物語が退屈というところも否定できない面があると思いますので、ある意味では「物足りない」という指摘は的を得ている気もします。
マスラヲもおりがみも未読なんですよね。積んではあるんですが(駄目。
近年では「きちんと設定を作らない」という林さんのような手法で作られる作品は少なくなりましたよね。これはまあ商業的にも仕方のないことなんですが、そういう意味でも、独自の境地を持った作家さんかなと思います。