「そういえばさ、トム。」

将悟が間の抜けた顔でトムを呼ぶ。

「なに？」

「トムってあだ名の由来ってなに？」

「！！！」

トムは驚き、後ずさりをする。

「え？聞いちゃ悪かった？」

「いや、別に悪いってわけでもないんだけどさ、、、。」

トムはそう言うと少し俯き加減になる。

「、、、じゃあさ、誰がつけたの？」

「、、、、えーっとねー、、、、。中学の時の友達。」

「ほー。まぁ、いいや。じゃ、俺、先生に頼まれていることあるから。」

「ああ。じゃあね。」

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