第5話

自習の時間


先生もいないため、みんな騒ぎ立てると思いきや静かだった。しかし、その沈黙の中でも口を開いているものもいた。そう、いつもの四人だ。そして、その中で1番最初に開いたのは、


「暇だなー」


大和だ。誰も返事しないかと思ったが、


「そうだねー暇だねー」


トムが返事をした。いつもなら返事はしないのだが、暇すぎるためトムも口を開いてしまったのだろう。そして、大和のくせのニヤケ顔がでてしまい。


「暇だからさ、トム。好きな食べ物について将悟と話して来てよ」


「初対面か!!!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る