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その日」への応援コメント


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    ????????
    話の流れが呑み込めない。
    何がどうなっているのか?
    謎を呈示して読者をひきつける作法はよくあるが
    謎だらけの文脈で、かえって入り込めない導入部に
    なっていないでしょうか。
    2度読んでもこのページだけで何が始まったのか
    読み込めないし、入り込めない。
    個人的にはそう思います。

     「佐藤翔琉の家は俺にとって特異点だった。近づこうものなら、身の程知らずな夢が膨らみすぎて身を突き破って霧散してしまうだろう。俺の体は口なき肉片に成り下がるに違いない。そんな無様な真似だけはしたくなかった。」

    ↑ ここの部分の≪俺の体は口なき肉片に成り下がるに違いない。そんな無様な真似だけはしたくなかった。≫
    という文の意味が判らないんですね。体→口なき肉片、に
    どうやったらなれるのだろう?と思うわけです。何を伝えようとしているのか、読者に伝わってこない。でも読者はそれはじきに分かるだろう、と消化不良のまま、先に進むわけです。



    ≪「それは残念です」



     早口で告げてそこを去ろうとした。忌々しいことに、町工場の前の大きな工場からトラックが三台も出てきて道を塞ぐ。



    「チッ……」



     なにもかもついてない、そんな日だった。≫
    という部分もなぜ?となる。トラックが三台も出てきて道を塞ぐ、ことがなにもかもついていない、ことだろうか?
    そもそもその前に、ついていない、何かがあったでしょうか?何でなにもかもついてないの?とここでも疑問符が頭に沸く。
    でもとりあえず、読者は読み進めていきます。

    ≪言い捨てたころにはトラックは出払っていた。≫
    これがついてないひとつだとすると、なぜ道を塞がれたのがついてないのか?工事現場やそこら中の道でよくあることですよね。ついてない、ということは歩くのを邪魔立てされて足止めを一時的に食らったことなのか?と僕は思いました。確かについてないことの一つなんだろうけど、じゃあその前についなかったことは何?と読み返してみたけどそれらしきことが無いように思いました。
    春瀬さん、ごめん、追求するようで。でもここの部分の導入部から物語に入り込めないと、ぼくのように悲恋物語を読みたいと思った読者が、??という疑問符がいくつか出てきてしまって、先に進めなくなるのではないかな?と感じたよ。〈2018年11月11日12時更新)