真実と嘘は表裏一体
「おい!坂木。そりゃどういうことだよ。この大ホラ吹きが!!」
「ねえ坂木君、そんなの嘘だよ!そんなことまだみんなに行ってまわってるの?」
「うおお!?きょ、局地に田中?ってことは、、。おい!誰だよ俺に琴はいまクラスにいないって言ったのは。まあいい。」
私には理解できなかった。と言うかこんな馬鹿みたいに大声で噂流されていたのに気づかなかったのか!私は。よーし、馬鹿だってことだけは認めてやろう。
「壮亮、、、何その話。何なの、何が言いたくてそんな話してるの?」
「そのままだろうが。お前、この前言ったよな。私からみんなに堂々とばらしてやってもいいんだよって。だから俺が代わりに言ってやったんだよ。」
「だからって、、尾びれつけて有りもしない事実を語るのはおかしいでしょ!」
「あ!ほらみんな言ったとおりだろう。周りに良い顔しといて、死んでほしいほどウザい相手には腹黒い一面を見せるんだ。こいつと付き合わなくて、良かった!」
「、、、!!本当にそんなこと言ってるの。本当に。あなた、嘘ついてて罪悪感ないの、、、?」
「どの部分が嘘か、言ってみろよ。」
「、、、告ってフッたとか、嘘でしょ。あなた、中学生の頃から付き合ってたじゃない。私が告ったまでは合ってたけど、フッたのは嘘でしょ。」
なんで、、嘘つくんだろう。
私は何を間違えたのだろう、、、。
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