たのしみ
「なんで駄目なんですか!」
「だから!自分勝手だと言っているのです!かばんの知り合いならまぁやさしくしてやろうとも思いましたが、さすがに我々もおこなのです!プンプンです!」
「やることちゃんとやってるじゃないですか?」
「ですが…お前の働きで得した事と言えば美味しいご飯にありつけたぐらいだったと思うのですが…」
「せめて自分の身は自分で守る事ぐらいはしたらどうです?とにかく協力はしませんよ」
「えぇ…」
「さて、我々は忙しいのです、今日そのPPPに差し入れを… !」
その時博士は思った。
こいつをPPPに会わせるついでに上手く使ってやろうと…
「…という訳でよろしくなのです。」
「ちょいちょいとやってくるのです。」
「行ってきまーす」
「お供するよー」
のだ!」
さて…行きますか。
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さかのぼる事1日…
マーゲイさんにされた話を帰ってきたみんなにしたら…
「別にいいと思うけどな~」
「アライさんも行きたいのだ。」
「チケットもらったから当日でいいよね?かばんちゃん?」
「確かにそうだね」
とまぁみんな協力的だったんだが…
長鳥だけが許してくれない。
そして今日も長鳥達は外出するつもりだったらしい…が、その用事こそPPPに用事がありそんなんだったらやらせてしまえ~!
という結論に至ったという。
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「PPPってやっぱり可愛い系?」
「曲によって違うけど、みんな可愛いよ~」
「アライさんとも歌ってくれたのだ!さーびすせいしん?がおーせーなのだ!」
PPP…Penguins performance projectの略でパーク内唯一のアイドルグループらしい。
彼女らと仲の良い二人に同行してもらった。
さすがに、会った事もない奴が会場の手伝いしていたら…というか初対面がほぼ十割。
まぁ、ある程度の認識を得る為にも、マーゲイさんに話は通しておいてもらう。
ちなみに、長鳥の用事とは彼女らPPPへの差し入れで、かばんさんが作り、長鳥が持っていくのがいつものパターンらしい。
ピロリ…
『この先、別れ道を右、その後しばらく道なり、推定到着時間一時間後です。』
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