167.例えば歴史だと

 自分が自信を持って好きだと、詳しいと言える分野は歴史と言えます。ただそれでも自分よりも詳しい方は当然いるというのはわかっています。ただ、当たり前に知っておくべき知識、学校で学ぶ内容くらいは修めている自信はあります。

 歴史のことを調べるにも基本的なことを知っていなくては十分な理解は成せません。それも暗記しただけではなく、それがどんなものと結びついているのか、どう影響を与えているのか、多くの要素が絡まって一つの物事が体系化された知識として形成されています。

 ただこれは毎日のように歴史の用語に触れ、繰り返し知ろうとして、何度も同じ擁護に出会い続けたことで身に付いたものでもあります。それに加えて地理、経済など様々なジャンルも修めることで理解度が上昇しました。だからいきなり熟練者と同じ理解度に至るのは一朝一夕では無理と言えるでしょう。


 これは創作にも、どんなものにも適用できるのではないでしょうか。基礎的なことをしっかりとおさえておくことでその上にしっかりとした知識と技術を身に着けて行くことができるのでしょう。

 やはり基礎的な力は何よりも自分を支えてくれるものだと思います。絵ならば描き方、遠近の取り方、バランスのとり方、色の塗り方などをしっかりと考え、続けてきた人はどんどん成長していくでしょう。

 小説も同じですよね。ただ、文章になるとわかりやすい成長段階がなかなか見つからないので自分で自覚するまで力の無さはわからないものです。特にオリジナルでやり続けてきた自分には妙な癖がついているかもしれません。「これができるようになった」が実感できるまで書いてみようと思います。今度は課題を意識しながら。


 さて、まずは何から書きましょうかね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る