僕が竜人の彼女といちゃいちゃするのに必要なこと

作者 蒼衣 翼

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★★★ Excellent!!!

”近代的な都市に多くの種族が暮らすとこんな風になるかもしれない”と想像力がかき立てられます。
この不思議な社会・文化を背景に、主人公達のハラハラ・ドキドキなストーリーが展開します。
10代少年少女の初々しさや優しさも魅力で、彼らの成長が楽しみな物語です!

★★★ Excellent!!!

ツノのない鬼の少年と力強い竜人の少女の交流を中心に、多種多様の種族が生活する不思議な世界がきめ細やかに描かれるこの物語は、読んでいると透明感ある赤や緑の光に包まれているような、色鮮やかな国の情景が浮かぶ作品です。

街の造りやちょっとした決めごと、あるいは住宅や学校や店や税金などの「世界の基盤」が、異種族が生活できるよう事細かく決められ、かと思えば子供たちの間のふわりとした約束事のような温かみのある文化がその基盤の上に築かれ……その上で、それらが決して物語の中で説明口調に尽きず、優しく自然と伝わってくる。

ああ、ここには竜の棲む世界がたしかに息づいている!と、そう感じさせてくれる、活き活きとした世界観が魅力の作品です。

また、活きているからこそ、世界の陰の部分もガッチリと描かれていくことにもなりますが、それでも、その陰を知ってなお逞しく生きて前へと進む少年少女の純粋な生き様にエールを贈りたくなる……そんな作品でもあります。

活きた異世界を観たい方。
少年少女の成長物語が観たい方。
そして美人の竜人の女の子が好きな方!

どれかひとつでも思い当たる節のある方は、ぜひこの物語に触れていくことをオススメします。