『呪怨』って映画がめっちゃくちゃに怖かったです。
こんにちは。木元です。
眠れなかったので、スマホでゲームしながら映画を観たんですよ。タイトルは『呪怨』。何で寝る前にホラーなんですかと言われれば、大人になった今なら、観れるのではないだろうかと思ったのです。何でながら鑑賞なんですかと言われれば、映像作品をじっとして観るのが苦手だからです。動いてない自分が勿体無い気がして、何かしたくなるんですよね。
こちら『呪怨』、2002年の映画でして、私が『呪怨』を知ったのは、中学生ぐらいの頃でした。当時友達に一緒に観ようと誘われて、「絶対に
最近はホラー映画が平気になってきたのですが、中学生の頃の私はまだまだ怖がりでしたので、旬だった時期に『呪怨』を観る事はありませんでした。DVD売り場で、白いガキならぬ、俊雄くんがドアップされたパッケージを見るだけで怖かったです。
「然し、この頃ホラーも平気になってきた今ならば! いけるのではないか……」と思い立ち、ゲームしながら視聴をしてみました。まァ、リングシリーズにアナベルシリーズを観て来た私にかかれば『呪怨』程度、開始10分を待たずしてビビり倒しましたけどね。
今まで見て来たホラー映画の中で、ぶっちぎりに怖かった。
もうスマホで思いっ切り顔隠してた。
ゲーム画面も見えなくなるから、プレイングもガタガタになった。
私ジャパニーズホラー苦手みたいです。洋画のホラーならスプラッタシーンが挟まれる事が多いので、そこで冷静になれるんですよ。実在してる生き物が四苦八苦してるだけだから。動物の解剖をした経験があるので、バラバラになってようとくっつけられてようと、「ふーん」な薄い反応で終わる事が多々あるんです。そんな事したらそうなるよねって。
でも『呪怨』って幽霊に襲われる話ですから、被害者側になす術が無いんですよ。無双される側なんでもう、見てて無惨と言うか何と言うか、モブの気持ちが手に取るように分かると言うか。もうホント可哀相。信じられないわ。
殺人鬼に追われるんなら、相手は生物だし殺し返せばいいじゃんって思いますけれど、幽霊って。どうすんすか。塩でも撒けと? 塩撒いて幽霊追い返してるホラー映画なんて、観た事ありませんけれど。コメディっぽいなそれ。
『呪怨』のストーリーは至ってシンプル。過去に殺人事件が起きた家に、様々な人間が関わる事になるのですが、関わった人間は殺人事件の被害者であった幽霊に、片っ端から呪い殺されるって感じです。目新しさは特にありません。もうよくある感じ。カメラの視点も、これといって特徴的じゃなかったし。
なのになぁーんであんなに怖かったんだろうと振り返ると、もうSEが最高に嫌だったんですよ。システムエンジニアのSEじゃなくて、サウンドエフェクトの方のSE。効果音ですね。
どう表したらいいんだろう。よく使われていたSEがあるんですよ。こう、床を、爪とかの乾いたものでカリカリカリって、不規則に掻きまくっているような音。
猫が引っ掻いてるような可愛らしいものじゃないんですよ。別に猫なんて可愛いと思った事ありませんけれど。
猫が壁を掻く音って、規則的じゃないですか。音の発する位置からも、これぐらいのサイズの生き物が爪を立ててるんだなと想像が出来ますが、あのSEってどこから鳴っているか分からない使い方をされていたので、音の発生源がどれぐらいのサイズを持っていて、どのような動作をしているからそうした音が鳴るんだろうという推測が、立てられない形をしてたんです。まるで「得体の知れない」という言葉を、音で表現しているような。
あーれ怖かったなあ。『呪怨』と言えば俊雄君っていう、全身真っ白な男の子が特徴とされていますが、私は音が怖かったですね。SEが優れていたから幽霊が怖く見えるって印象でした。もしSEが平凡だったら、そんなに怖い映画じゃなかったかもしれません。『呪怨』。まあ個人的な感想なんですけどね。今の所、一番怖かったホラー映画は『呪怨』となり、リアルな恐怖感が一番強いと感じたホラー映画は、『アナベル 死霊館の人形』でした。
アナベルシリーズは実際に起きた怪奇事件を元に作られているので、心霊体験した事あるって人が観ればめっちゃ親近感覚えると思いますよ。私はこの『死霊館の人形』の劇中に登場する、あるシーンと酷似した体験をした事があるので、怖いと言うより生々しさを感じました。この話以前書きましたっけ? 覚えてないので、また近い内に。
最近職場でまた変なもの見ましたし。缶コーヒーを私の側のテーブルに置く音を立てて、私の気を引こうとするような幽霊? みたいな人見るんですよ。今月でもう三回目です。見る時間はバラバラ。五十代ぐらいの、黒いスーツ姿の太ったおじさんで、いつも右手で缶コーヒーを置くんです。私がその人の気配に気付いて二度見したら、そんな人は立ってないっていう。見間違いにしてはおじさんの特徴をやけに鮮やかに記憶していますし、缶コーヒーのメーカーも分かります。いつも同じですから。UCCのブラック無糖です。あの缶コーヒーの底を、おじさんから見て内側からテーブルに置いてカツンと音を立ててから、外側を着地させるんです。
音に気付いて目を向ける私はいつも、直前までそのテーブルから目を離して仕事をしていまして、「知らないおじさんがコーヒー持って立ってる。えっ?」と驚いて二度見すると、もう見えないんですそのおじさん。
おじさんに不穏な表情はありません。普通の顔です。血色も悪くないので、もし見かけたなら、生きてる人間が知らない間に側に立っていたと思う筈ですよ。それだけでも十分怖いんですけどね。あのおじさん、180㎝弱ぐらい身長あるし。
「最近見間違いが多いんですよ」と、本日上司にこのおじさんの話をしましたら、「それ(幽霊)見えてるわ」と言われ、真っ青になりました。これは以前書いた気がしますけれど、うちの職場は霊感持ってる方がいる上に、出るようですし。
またまたァって? でも私だって、わざわざ作り話書くぐらいなら、昼寝したいです。
では今回は、この辺で!
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