どっちにしろ当時の私は半分寝てる。


 通り雨だったんですけれど、勤務中に豪雨に見舞われまして。落雷により、小一時間の間に二回も職場の電気が明滅して、その度に息が止まっていた木元です。こんばんは。雷超怖い。


 今日は、『雪上』を二話分ぐらい書いた後、他の小説の整理をしてたんです。そしたら、これ夜中か、寝起きに書いたんだろうなって思わせる、意味不明な短編のネタが見つかりました。どうやらギャグメインの短編なんですけれど、いんやこれ、私が書くの? 挟むぐらいならまだしも、ギャグメインで小説なんか書いた事無いよと、気が乗らないんですね。


 こんなエッセイ更新してるぐらいですから、冗談を書くのは得意ですよ。前回の内容はシリアスにキメたかったので、実は変な声が聞こえる十数分前に、お客さんのお子さんに屁をこかれていた事は省きました(くさい)。でも冗談をメインにしちゃったら、どのギャグを削ればいいのか決め切れなくて、話を一向に進められず文字数だけが膨らんでいくのが目に見えるんですよねえー。載せてみますか? その短編のネタ。



 ※



タイトル


魔法少女☆グリーディトゥーサム!


(この「グリーディトゥーサム」とは多分、「Greedy twosome」をカタカナにしたもので、訳すと「強欲な二人組」)



ジャンル


SF(お前マジか)



キャッチコピー


悪ノリまみれのJK二人に託されたのは、世界の命運と、億万長者になる権利。



紹介文


 雨笠あまがさ央果おうか相羽そうば莉世りよ。二人はなんて事の無い、どこにでもいては困る、普通ではあるも甚だお金と冗談の好きな女子高生だ。


 そんな二人は下校中、ぬいぐるみサイズのカバのような姿をした、キモチワルイ死骸らしきものを発見する。汚らしいからと制止する莉世の声も聞かず、興味津々で央果がそれに近付くと……。何と動き出したではないか!


 全力でチャリを漕いで逃げる二人! だがカバらしきキモい何かは、その短足からは想像がつかない高速で二人に追い付き、異臭を放ちながら神妙に口を利いたのだった! ”この星に迫る災厄を払う為、君達の力を貸して欲しい”と――。


 何でか、魔法少女になって。


 その見返りに莫大なmoneyを要求した二人は、世界の平和より大金ゲットの夢を叶える為、薄汚れた魔法少女となり戦う事を決意する!




セルフレイティング


 暴力描写・残酷描写あり


(キャッチコピーのイメージカラーは、汚い茶色選んでました。黒の真上にある、黄土色みたいなやつ)



 ※



 意識がはっきりしている時は絶対に書かないブツですね。この雨笠あまがささんと相羽そうばさんの名前は、銃関係の言葉からの連想ゲームにより思い付いたものだという事は覚えてます。そう言えば私って、極端に馬鹿だったり、極端に欲深な人間って書いた事無いなーと、当時ぼんやり思っていた記憶もありますね。ここにぶつけんの? まあそういう人間を真面目に書くと私は疲れてしまうので、書くとするならこうしたおふざけの短編ぐらいでしょうけれども。何だよこれはよ。


 あと、落書きみたいな状態だったんですけれど、かなりギャグ色の強い恋愛ものの短編も発見しました。鈍感なヒロインに好意を寄せている男の子が、頑張って告白したのに伝わっていなくて、ヒロインにマフラーで首を絞められたりしていました。これもいつ書いていたのか不明ですね。この二作……。日の目を見るのか。



 では今回は、この辺で!



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