やっとまともになってきた活動報告 ➀
で、作品の内容はもう常に全力で書いてるから直す部分は無いとして、無いと言うか現状の全力がこれだからもうどうしようもないとして、知名度を上げる効率的な手段とは? と考えました。しっかり読者に回る事という点は大前提ですので、都合が付き次第読むぞと考えており、ならそれ以外で何か、役に立つ方法はと。
皆さんあれ使ってます? グーグルアナナテ……アリナッ……――Google
カクヨムさんに登録する際、使うと便利ですよって、プロフィールにトラッキングIDを貼るスペースがあったと思うんですけれど。私ですか。IDは一応貼りましたが、肝心の結果はまず使ってません。
――もう数学の授業思い出してやりたくなんか無いんですねこういうの! なァーにが円グラフじゃ四角にしてやろうかこの野郎! 眠くなるんですよ昔っから図形とか数字とか見てると! 統計とか分析とか、大学の心理学実験で腐る程やったので、もう極力しないと誓いました。昔の人って感じの、まさに頑固ジジイな超嫌われてた教授を思い出してですね、家燃えろとか唱えちゃいます。それに私が好きだったのって認知心理学とかそっち系じゃなくて、家族心理学とか異常心理学とか、数字じゃなくて人との付き合い方に重きを置いた方なので。
つかカクヨムさんって、PV数という形に閲覧者を纏められていますから、応援ボタン押してくれる人ぐらいしか、読者の特定って出来ないじゃないですか。……なのに解析って、そんなに意味あんのかなって。つかどれぐらいの時間帯にはアクセス数が増えるとか減るとか、そんな風に後追いで調べなくても、アプローチ変えたら一発で分かるじゃんって思ったんです。Google Analytics使わなくても。総務省の情報通信政策研究所の、研究成果見に行けば。
国ってホームページで、調査や記録のデータを公表してますよね。例えば法務省なら、犯罪白書。PDFで印刷も出来ちゃいますので、スケールのでっかい小説のネタを練る際は、結構お世話になってます。この法務省の情報通信政策研究所って所は、まあテレビとか新聞とか、ネットとかの情報にまつわる移り変わりなど記録しているページがありまして、誰でも閲覧出来るんです。まあお堅い所なので当然、面白くは無いんですけれど。言い回しがごちゃごちゃしてるんで、読むのもいちいち一苦労ですが。
それでそこに、「平成28年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(7月7日更新)っていうのがあったんで、それを参考にしました。今のところ確か、最新です。
平日、休日ごとに、年齢別に分けられたネット利用の時間帯及び利用量を、一時間ごとにグラフ化されたものです。超便利。
面白いんですよこれ。自分が予想していた時間帯にも確かに利用率は上がっているけれど、でも最もその年代がネットを使う時間はここって示された時には、はあー分からんなと思いました。やっぱり人間って面白い。
ここで一旦話は戻りますが、いかに知名度を上げるかが今回のお題です。このデータを参考にしようと閃くまでの私は、それまでの自分の生活ペースを元にして、この時間なら閲覧者が増えるだろうと予想した時間帯に、『鬼討』を投稿していました。毎日最低でも二話ずつ。昼と夜……でしたでしょうか?
登録したてで知名度はゼロ同然。疲れから暫く読み手にも回れない。なら、現状の自分が出来る最良の手は、投稿する時間を、いかに閲覧者が増える時間にぶつけられるか。
ここで注意をしなければならないのは、投稿しようとしているタイトルのジャンル。『鬼討』は、ラノベ的な設定があると言われればそうですが、ラノベではありません。ホームでは重厚な文藝小説と評されたぐらい、文体の硬さや取り上げているテーマの内容からも、十代への受けを狙うのは難しいと考えていました。基本的にヒロインは主人公と衝突しますし、サービスシーンも一切無いし。
中学生は確実にアウト。高校生も狙えない事は無いが……。ネット小説にいる高校生って殆どラノベ読者ですから、望みは薄い。うちの弟は時代に逆らう宮部みゆきファンな分かってる男子高校生ですが(身内を持ち上げ過ぎ)、そういう子って滅多にいないのが現実なんですよね。弟も嘆いてます。周りはラノベばかり読んでいて、夢見がちだと(この冷めた所は確実に私の血を引いたのでしょう)。
ネット小説が注目されるようになったのも、ラノベが登場してからですもんね。その読者層であり、ネットの利用も活発な十代二十代に火が点いたから、現在のネット小説の活気があるとは、言ってもおかしくない部分があると思います。という背景も踏まえ、そもそも自分が、十代をターゲットに小説を書いていないという作風も含め、狙うは主に二十代。そろそろ魔法が解け、小説にも重さや暗さというリアルさを、ある程度は求め始めるお年頃。
二十代ならこれぐらいによくネットやるかなあと、何となーくその辺狙って、投稿してました。
狙う時間も大切ですが何よりも、最終日まで毎日投稿する事が大事だと考えたのです。アピールという点と、掴めた読者を逃がさない為に。体調的に、読めない時期が結構長引く事にもなりますからね。
ラッキーな事に毎日やってると、一月を待たない内に結構早い頃から読者さんが付いてくれて。ネット小説の心得、「なるべく早いペースで、かつ定期的に更新すべし!」ですね。フォローしている沢山の作品達から、わざわざ自分のものを選び取って貰うには、内容かスピードで差を付けるしかありません。この辺、ストックがある私には有利です。バンバン更新しました。これしか武器が無かったというのが、正直な所なんですけれど。
でも毎日更新するという事は、それだけ多くの目に触れられるという事にもなります。勿論それが狙いですからいいんですけれど、「ただ更新する書き手」という立場に留まっていると、次第にそれは、足を引っ張られる難題へと姿を変えます。
飽きられるんですよね。目に付くだけで。あの、いつもあるタイトルだって。
恐らくこれにぶち当たったのは、十二月の末か、一月の頭頃です。
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