勘違いを越えて行け。


 大した事じゃないんですけどね。疲れが溜まってただけです。二週間か一ヶ月分ぐらい、薬も貰ってて。まあこれは冬になると毎年貰ってる、皮膚の乾燥対策の薬なんですけれど。

 私肌が弱い体質でして、寒くなって来たし、乾燥して来たなって、気軽に市販のクリームとか塗ると、赤く腫れて超痒くなるわの阿鼻叫喚になるので、わざわざ病院行って薬貰うんです(煩わしい)。だからこれは言わば、オロナインは強力過ぎて使えない人向けの保湿クリームと、一応痒み止めの飲み薬。小さい頃からの事なので、ここは別に体調不良には入りません。めんっどくさいんですけどね! 私にとってオロナインとは危険物です! 日焼け止めクリームも大抵のやつ痒くなりますし! 化粧とか正直自分で肌荒れ起こすようなものだからしたくないし! 性格もガサツで丁度いいし、男に生まれたかっ


 そこじゃなくて、まあ疲れてたんですよ。十月の疲労が長引いていて。ホームでの活動も十月以降、ぱったりって事は無いですがペースを落としていて。休もと。でもやっぱりまたコンテスト参加してみたいなあって、ぶらぶらしてたんです。小説を書く事は一旦休んで、ネットサーフィンですかね。当時ホームで開催されているコンテストは、ジャンル的に自分は参加が出来なくて。身の程知らずとは分かっているとは言え、あくまで勝ちに行きたいですからね。いやどう見ても負け戦だわラブコメとかBLとか……。ホモとか……。ああそう。私バンドマンでしたが音楽以外のサブカルには余り詳しくなくて、今だから分かるオタクだったんだなって友達に、偶然小耳に挟んだBLって言葉の意味を、どういう意味か知ってる? って尋ねたら、「――それは木元は知らなくていい木元は知らなくてもいい事木元はそのまま白く真っ直ぐに生きて欲しい」と、謎の迫力で誤魔化された事がありました。腐女子とバンドマンとは、相容れない存在だったようです。

 ベーコン(bacon)とレタス(lettuce)かなって、当時の私は勝手に納得しました。ハンバーガーの具みたいで、何か美味しそうだなって(本気で思ってました)。

 最近漸く知ったんですけどね。まあ人の趣味を否定したりはしませんよ。まあ、その……。そういうジャンルがあるんだなって知った時には、びっくりしましたが。具体的には、椅子から落ちそうになったぐらい。――そんな事はいいんですよ!


 それでその頃って、めちゃくちゃ疲れてたんですね! 具体的には変な見間違いを連発したり、変な独り言を発したり、変な行動をしていたぐらい! 昼食を摂ろうと歩き出した筈が、お茶だけ飲んで帰って来てたと椅子に着いてから気付いたぐらい! すぐにもう一回行って食べましたが! ラーメン!

 その疲れって十二月にも長引く事になるんです。十二月に入ってから知るんですけどね。ですから取り敢えず、カクヨムさんに辿り着いて小説も運んで、何とか準備完了だぜとその時点でもう、結構休みたかったんです。寝たいなって。てか掛け持ちなんてしてないで、さっさと寝ろよって。でも挑戦したいという思いがどうにも治まらず、ふらふらになりながら参加を決意した訳です。『鬼討おにうち』を毎日更新させるだけで重労働に感じていた程でして、中々読む側に回れなかったんですよねえ……。


 ……ここでやっと報告らしい内容になってきますが、読者選考型のコンテストで、少しでも上位に食らい付く方法とは何ぞやと考えます。

 編集部の目だけで判断される、従来の公募及びコンテストとは、一体何が違うのか。

 まず、作品の内容だけでは評価されないという事です。ランキング形式でもありますから、上に行くには知名度を上げなければなりません。内容も面白くないと駄目ですから、当然真剣に書かないといけませんけどね。逆に言うと、開催期間中にさえその存在をアピール出来れば、それだけで追い風となります。開催前から連載され、レビュー数も相当なのに下位に位置する作品とは、開催期間中に上手く評価を稼げなかった例ですね。要は、開催期間中に上手く動ければ、先輩ユーザーも後輩ユーザーも無く、ひっくり返せる部分があるという事です。この辺は私自身がある程度、証明出来る部分だと思います。SF・現代ファンタジー部門での『鬼討』の最終ランクは、最終応募数894の内、138位になれましたから。ヒュウ!

 半分ぐらいに行けたら嬉しいなあとか思ってましたが大躍進! 皆さん、ありがとうございます! 二、三日程度ですが最高時は20位台にもいけましたから、こんな私にもまだまだチャンスあり!


 体調がアレだったので読む側には上手く回れず出遅れたものの、最後には思っていたよりいい感じ。そりゃあいつかは受賞してみたいですけれど、タイミングがタイミングだし、初めてで上手くやり方が分からない読者選考型のコンテストを相手に、中々の成果だと思います。

 これが誰かの参考になれば、嬉しいなと願いを込め、こんな感じで登録したてかつ、読者選考型のコンテスト初参加のユーザーをモデルとした戦略及び成果を、お送りしていきたいと思います。







  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る